やっぱり涼しい～高原キャンプ！(100820-0822)

夏が苦手のサトぽんは、今回もお休み。
ここ最近は、めっきり暑さにも弱くなった感じがする。

ということで、ぼくとモモとで父娘キャンプを決行した。
行き先は、再び軽井沢方面へ…


まだ夏休みを取ってなかったと、今回は金曜日を休んでキャンプに向かった。
モモが金曜日を休めるのも、夏休みや冬、春休みしかない。
学期内は、さすがに小学生になったモモを無理矢理は連れ出せないだろう。

２０１０年８月２０日から２２日の２泊３日のキャンプ。
平日だったため、いつもよりゆっくりした出発になった。

関越自動車道も順調、上信越道も順調そのものだ。
前の週(お盆の週末)だったなら、こうはいかなかっただろうなと、考えながら快走した。



途中、横川SAで休憩をして、軽井沢へ入った。
SA内は、行楽客の姿も多く見られ、意外と混雑しているなという雰囲気だった。
お盆明けの週末とはいっても、まだ夏休み、多くの人が夏を楽しんでいるのだろう。


軽井沢に入ってからは若干交通量が多くなって、走りづらくなった。キャンプ場に着くまでに少々時間を費やしたが、ストレスが掛かるほどではない。




買い物は、前回“くるみの森”でキャンプしたときに見つけた、国道１４６号線沿いにある“スーパー大津”に寄ってみることにした。


外観からは、大きなスーパーだという印象があったが、実際はそんなに大きくはなかった。
まぁ、贅沢を言わなければ、必要なものはほとんど揃える事はできるだろう。




１２：３０頃にキャンプ場に到着。
今回利用したキャンプ場は、“軽井沢キャンプクレスト”だ。


キャンプ場に向かう道から少し奥に入った場所に草原のキャンプ場が広がっている。
だが、キャンプ場に到着した直後は、ここにキャンプ場があるのかと、まったくキャンプ場の様子を想像すらできなかった。



車をとうもろこし畑のある砂利道を奥の方へ進めると、芝生が綺麗なキャンプサイトが目に入ってくる。


一瞬、緑のじゅうたんが敷かれたような綺麗な景観に、車を止めて眺めてしまった。



管理棟もどことなく、アメリカンカントリー的な雰囲気と、日本の田舎にあるお店が融合したような感じのする建物だ。
キャンプ場の詳細は、キャンプ場インプレッションで記載したいと思う。


チェックイン時間は１４：００なのだが、快くチェックインさせてもらえた。
早い時間に来られたのか、それとも前日から来られていたのかわからないが、いくつかのテントがポツンポツンと設営されていた。


指定されたA－７サイトへ向かい、サイトを眺めた。背後にはとうもろこし畑があって、その奥には浅間山をのぞむことができる。


また、こどもが遊ぶ遊具設備からも近く、キャンプ場全体を見通せる場所だったので、非常に気に入ってしまった。



今回は、夏にはどうしても張っておきたかったヘキサを持ってきた。
このヘキサは、ｓｎｏｗ＊ｐｅａｋ５０ｔｈのときに発売された、シリアルＮＯ,５７の“ヘキサＬ Ｐｒｏ”だ。



一度レクタが破損したときに、“ひるがの高原キャンプ場”で張ったことがあっただけで、ちゃんと張るのは今回が初めてになる。
事実上の初張りといえるだろう。



青空の下、開放的なサイトぴったりとマッチしていると、設営し終わった後自己満足の世界に入り込んでしまった。


そのタープの下で昼食をとることにした。
昼食といっても、カップ焼きそばだが・・・



サイトは全面的に芝が繁茂して、日差しを遮る遮蔽物は存在しない。
いくら軽井沢といえども直射日光が当たれば非常に暑い。
やはりタープは必需品になる。
日差しさえ遮れば吹く風は高原の風、爽やかなものだ。とても涼しく感じる。



ぼくは昼食をとってから、しばらくヘキサの下でまわりを眺めながらのんびりしていた。
モモは早速友達を作って遊び始めていた。


遊んでいる姿がばっちり確認できるのは、本当に安心できて良い。
遊んでいるモモを確認しながらサイトをきちんと仕上げた。



ヘキサにアメニティードームＳ

カッコイイ～と自画自賛。

タープは絶対にレクタが良い。
有効面積の広さから、日差しを遮るだけではなく、雨のときも快適なスペースを確保できるからだ。

ただし、形のことになるとヘキサが良い。
張ったときの幾何学的な形状と曲線美は、レクタにはない味付けがある。



＜行動について＞
今回のキャンプも目的は涼しく過ごしのんびりすること、馬に乗ることなのだが、もう１つあった。
親戚が軽井沢にきているということで、会うことも目的になっていた。



到着初日は、ひたすらのんびりできたが、２日目は午前中から馬に乗りに行き、ポニーで乗馬の練習。
午後からは、軽井沢町まで行って親戚と会うと、意外にもハードスケジュールになってしまった。




軽井沢町では、みんな綺麗な格好をしている中、ぼくとモモは小汚い格好で軽井沢銀座通りを闊歩した。
特に興味あるお店などはなく、立ち寄ることもなかったので気にする事ではないが・・・モモがかわいそうかな・・・



昼食も、なにか美味しいものでもと思ったが決めきれず、結局、“ＫＦＣ（ケンタッキーフライドチキン）”で済ませてしまった。
これは、モモにはご馳走の１つになっているので文句は言われない（＾＾）


また、“ＡＳＡＮＯＹＡ”というパン屋でコッペパンを、キャンプで食べる食材として買った。
このパン屋は軽井沢では有名なパン屋といってよいだろう。
店内には多くの人がパンを買いあさっていた。



北軽井沢から旧軽井沢までは、だいたい３０分から４０分で行ける距離にある。
親戚と会ったのは旧軽井沢なので、ちょっとしたドライブを楽しみながら行き来できる。

通行料金が発生してしまうが、“白糸ハイランドウェイ”を使えば、国道づたいに行くよりショートカットして動ける。
まぁ、片道￥３００は必要になってしまうのだが、途中で白糸の滝を見物するのも一考かもしれない。



＜食について＞

モモと２人でキャンプすると、食事は貧相になりがちだ。
初日の夜は、ジャガイモの炒め物とレトルトカレー・・・・・・

遊びに夢中のモモにとって、これでも十分な食事のようだ。
自分のはこれに枝豆をゆでて、ビールのつまみにした。


朝はオーソドックスな朝食メニューの、ソーセージにたまご焼きと、バターパン。

昼は、前文でも書いた“ＫＦＣ”

そして、２日目の夜はさらに手抜き・・・
前日の夜と同じ、ジャガイモの炒め物にソーセージととうもろこしをゆでただけ・・・



それでも満足しているモモは・・・・・・





＜キャンプ場で＞

このキャンプでは、キャンプを楽しんだというより、キャンプ場を満喫したような感があった。
到着したときから好印象をもったオーナー夫妻、管理棟の雰囲気やキャンプ場の景観。

どれをとっても満足できるレベルにあった。



管理棟では生ビールも飲めるのがまた良い

キャンプ場で生ビールを飲むなんて、キャンプじゃないと思われるかもしれないが、このキャンプ場の雰囲気がそれを飲ませようとしてくるのだ。


前記でもふれてるが、キャンプ場は緑のじゅうたんが敷き詰められ、馬や牛が歩いていても不思議とは感じないような、牧場ぽい開放的なキャンプ場。


そこにある管理棟は、西部劇に出てくる酒場のような感じがして、つい立ち寄ってウィスキーでも飲みたくなってしまう雰囲気が漂っているのだ。



だから・・・つい・・・　　

ついつい・・・


「ビール！」と言ってしまう。




また、歩いて行ける距離に温泉もある。
通りをはさんで反対側に、“絹手の湯”という温泉で、露天風呂も楽しめる。

近くのキャンプ場からも来ている方などの利用もあるのだろう、多くの人が来られていた。



温泉はにごり湯で、温度は少し高目だった。
入るときは「ヴ～・・・」と、声をだしてしまう。
夏場だから熱く感じたが、寒くなるころはちょうど良く感じるのではないだろうか。

温泉まで歩いて行ける距離にあるというのが、最大の魅力だと感じる。

キャンプという本来持っている概念とは大きくかけ離れてしまうことになるが、今回は個人的にキャンプリゾートとして楽しんでしまった。


＜夜について＞

日中は３０℃を越えて、かなり暑かった。

夏だから当たり前だし、標高の高い高原でこれだけ暑いのだから、都市部ではたまったものじゃないなと考えていた。


しかし、日がかげる前あたりから、徐々に徐々に気温は下がっていき、夕食をした１９：００頃には２４℃、寝るころの２３：００には２０℃くらいになってとても涼しくなった。


テントに入って、シュラフの上に寝転がって掛け物なしで寝るのが気持ちよいが、朝方はそれだけでは寒く感じる。

シュラフに体を入れて、ファースナーを締めず、ただ被せるように体を包み込んでいるのがちょうど良く、気持ちが良い。


やっぱり夏は涼しい場所でキャンプするのが良いと、再認識をした。



またここのキャンプ場の１つの特徴とでも言えようか、大型照明が備わっていて、夜のサイトを明るく照らしている。

２２：００には消灯するが、照明に近いサイト周辺なら、２２：００まではランタンなしで動く事ができるだろう。

そのおかげで、他のキャンプ場に比べて、遅い時間までこども達は活発に動いていた。


この照明については賛否両論の意見がありそうな気がする。

個人的にも両論をもって使い分けてしまうほどだ。

純粋にキャンプを楽しむのであれば“ＮＯ”になるが、こどもと一緒にリゾートとして楽しんでいるのであれば安心できる設備で“ＹＥＳ”になってしまう。

今回は“ＹＥＳ”になるのだろう。

やはり、今回はキャンプというよりも、リゾート的な切り口でキャンプを過ごしたのかもしれない。




最終日も快晴。
少し早めに起きて撤収の準備を始めた。
暑くなる前にと考えたことと、前日に会った親戚と別の場所でＢＢＱをする約束をしていたのだ。



モモが起きてくる前に、ランタンや小道具を片付け、起きてからテント、寝具を片付け、１１：００には荷物を積み終わった。

オーナー夫妻に挨拶と再訪を約束し、キャンプ場を離れた。



親戚一同でＢＢＱをしたまでは良かったのだが、その後このキャンプ最大の試練が待ち構えていた。

ＢＢＱをして、こども達はしばらく一緒に遊んだ後、ぼくとモモは１６：００に軽井沢を出た。
出たのだが、大渋滞になっていたのだ。


上信越自動車道の碓氷軽井沢ＩＣから断続的に３０ｋｍの渋滞・・・
そして、関越自動車道藤岡ＪＣからも、練馬ＩＣ方面が２５ｋｍの渋滞・・・

まさか、お盆の後の週末でこれほどの渋滞に遭遇するとは、夢にも思っても見なかったことで、油断したなという感触だ。


家に戻ったのは、２２：００。
たった１５０ｋｍ程度を、食事を取る時間を含めて６時間掛けて帰ってきたのだ。



まぁ、それでも楽しい時間を過ごすことができた。
モモも渋滞の車の中で、

モモ　「たのしかった！」

この言葉がすべてだ。

タグ：雑記 キャンプ

コメント 10

こんばんは！

やはり関東は色々なタイプのキャンプ場がありますね。
ちょっとうらやましいです(^^)

この週はウチも「いなか」だったのですが
帰りの高速でエライ目にあってしまいましたorz
お仲間ーq(T▽Tq)(pT▽T)p
by はなとみ (2010-08-24 21:05) 

はなとみさん！
やっぱり夏休みなんですね～（＾＾；
おそらく、前回“いなか”の帰りよりも混んでいたかも・・・
それよりも、１０１のレポ楽しみです！！
by ヒデぽん (2010-08-24 21:15) 

こんばんは＾＾

写真で見ても、いいキャンプ場だな～って伝わってきます。
緑に囲まれてて人工的じゃない雰囲気がいいですね。

夜間照明は確かに、微妙ですね～
満員御礼でランタンの光が連なってるときには不要ですが、
広々とした遊びスペースがある場合はいいのかもしれませんね。
親としても、遠くからでも遊んでる状況が分かりますしね。

６時間．．．お疲れ様です＾＾
by マツテック (2010-08-24 21:20) 

いいところ見つかりましたね～
とうもろこし畑の中にあり、すごく広くて気持ち良さそうですね
涼しくなってから行くとまた雰囲気が変わりそうですね。
ヘキサやはりいいですね～
草原にあいますね～
by yossi- (2010-08-24 22:02) 

爽やかな高原キャンプ、いいですね～。
父娘ののんびりキャンプも良いですね！
by kii (2010-08-24 23:34) 

マツテックさん！
いい感じのキャンプ場でしょう（＾＾）
草原の緑がとても気持ちよかったですよ！
大型照明については微妙ですが、キャンプをする気持ちの持ち方、コンセプトで良し悪しが変わってくるでしょうね（＾＾）

by ヒデぽん (2010-08-25 17:36) 

yossi-さん！
良いキャンプ場でしたよ！（＾＾）
オーナーと良い、キャンプ場と良い、温泉と良い！
問題は、１１月の上旬でクローズなんですよ（＾＾；
まぁ、１０月まで楽しめそうなので、また行くつもりです！

by ヒデぽん (2010-08-25 17:40) 

kiiさん！
最近は異常に暑く、この時期になってもスーパー残暑でまいってます・・・
やっぱり、標高の高い、草原のキャンプ場は気持ちが良いですね（＾＾）
ただ、この暑さで、我が妻サトぽんは自宅待機になって父娘キャンプが多くなりました（＾＾）

by ヒデぽん (2010-08-25 17:44) 

こんばんは。
良いキャンプ場を見つけましたねー。
軽井沢と言えば我が家はクリオフィールドしか知りませんが
それにしても軽井沢まで１５０ｋｍとはうらやましい(笑)
いつもながら楽しそうな記事で、
すぐにまたキャンプに行きたくなりました。
by hito&cocco (2010-08-27 21:47) 

hito&coccoさん！
良いキャンプ場を見つけることができました。
クリオフィールドのすぐ近くにあるキャンプ場なんですよ！
１ｋｍほど奥へ入った場所にあります。
おそらく、クリオからも温泉へ多くのキャンパーが訪れていたと思います！
by ヒデぽん (2010-08-29 22:07)