日本一の山のふもとで!(100807-100808) [山中湖AC(山梨県)]
今回も父娘キャンプ。
良いように言えば、週末をサトぽんにゆっくりしてもらうことがこのキャンプの目的・・・
いやいや、違うでしょう。
ただ単に、モモとキャンプに行きたかっただけ。
向かった先は、前回行った軽井沢と同じ、日本有数の避暑地でもある“山中湖”だ。
キャンプ場は、“山中湖オートキャンプ場”
この暑い時期には、標高が高く涼しい場所でキャンプするのが良いだろうと、ここを選んだ。
2010年8月7日土曜日、朝から暑い日差し照りつく。そんな朝の出発だ。
8月7日、8日といえば、お盆の休みの前半の週末となり、どこも混むことが予想されていたが、翌週末は恐らくこの週末以上に混み合うこと間違いないと思い、今回の日程に決めた。
やはり高速道路の交通量は多い。
都心部を脱出する車は断続的な渋滞を作って、思うようには走らせてくれなかった。
が、半分は覚悟していたことだったためか、さほどイライラもせず、モモと歌を歌ったりおしゃべりをしながら楽しいドライブができた。
関越自動車道、圏央道、中央高速を経由して富士五湖道路へ入った。
富士五湖道路に入ってからは快調に走ることができ、渋滞ストレスも吹っ飛ぶ思いだった。
キャンプ場のチェックインは13:00からなので、まず最初に“山中湖”を訪れた。
モモにとっては、こうした山間にある湖を見たことがなかったし、その湖の背後にそびえ立つ“富士山”も見るのははじめてだった。
あいにく富士山は雲がかかり、その全貌を見ることができなかったが、モモにとっては富士山を見ることよりも、湖畔で羽を広げつくろっている白鳥に興味津々だった。
湖畔のボート乗り場のおじさんが声を掛けてきて、通常¥3,000のボートを半額でよいというではないか・・・
それを聞いたモモは、金額の価値観というより、半額になる、半分になる、安い、お得だという発想になり、当然、僕に説得に入る。
さらにおじさんは、特別に白鳥のエサもおまけすると言うのだ。
エサは買えば¥100円。
モモの頭の中には金額の価値観で判断はできない。おまけとは、ただということ。お得だという発想になる。
何年ぶりかにボートに乗った。
モモに説得され負けたわけではなく、ボートにも乗ったことがないモモを乗せてやろうと思っただけだ。
もちろん、白鳥のエサつきで。
少し風が強く、流されながらも湖上の世界を楽しんだ。
というより、白鳥とたわむれた。
あまったエサは桟橋近くでおよいでいるコイにあげたのだが、どこからこれだけのコイが湧き出てくるのだろうかと、驚くほどの数のコイが、ほんの少しのエサにバシャバシャと群がってきた。
昼食は湖畔になる“デニーズ”で済ませた。
それから、夕食用の食材やビールにジュースなどの買い物を済ませてキャンプ場へと向かった。
14:30キャンプ場に到着。
予約時にも気になったことだが、到着してさらに気になった管理人(女性)の無愛想。
電話で予約をしたのだが、いろいろキャンプ場の情報を聞き、最後にアーリーチェックインが可能かを聞いた・・・
ヒデ 「アーリーチェックインはできますか?」
管理人「13:00がチェックインなんでその時間に来てください」
ヒデ 「半日分とかお支払いしてアーリーチャックインはできますか?」
管理人「ハァ~(ため息)・・・13:00に来てください!」
ヒデ 「・・・・・・」
いったい、“ハァ~(ため息)”って何?
予約時に気分が悪くなった・・・・・・
到着してのチェックイン時も、いきなり、だしぬけに、やぶからぼうに、突然にキャンプ場の説明と料金の請求をされた。ニコリともしない無愛想面で・・・
管理人さんとのコミュニケーション時間、3分!(もっと短いかもしれない)
林間サイトと一般的な区画サイトがあって、林間サイトのほうが涼しくて良いだろうと林間サイトへ向かった。
サイトは好きな場所を選んで、勝手に決めてよいと自由度は高い。
が、林間サイトはかなり狭い場所が多く、大型テントでのレイアウトは困難になるだろう。
到着時間が遅かったため、林間サイトの中でも広めのサイトはすでに設営されていて、しばらくウロウロしながらサイトを選んだ。
荷物を降ろし設営を始めた。
前回のキャンプから、モモもペグ打ちの手伝いをしてくれる。
手である程度ペグを差し込んでおき、あとはモモが最後まで打ち込んでくれる。
選んだサイトは40㎡程度と狭いため、“アメニティードームS”だけで済ませようと思った。
木々が立ち並んで、日差しもある程度遮ってくれているので、タープも必要ないと思ったのだ。
だが、モモから・・・
モモ 「ごはんは、やねの下でたべたい」
と、タープを張ってほしいとのリクエストと判断した。
しかし、“レクタ”を張るほどのスペースはない。
ここで、久しぶりに“ペンタ”を張ることにした。
170cmのポールをメインポールにして、正面はロープで直接ペグダウン、後ろは120cmのポールで高さを調整しながら張る。
これだけでも、2人ならかなりゆとりのある全室ができあがるし、雨でも心配はない。
木陰の林間サイトでゆっくりくつろいだ。
チェックインが遅かったことと、サイトを選んで時間をくったことで、設営が終わったのが16:00を少し回っていた。
この時間になるとかなり涼しく感じるようになる。気温は27℃あるが、風がさわやかで、天然のクーラーの中で過ごしているようだ。
キャンプ場には風呂の設備はなくシャワーだけ。
事前に、近くに温泉があると情報を得ていたので、その温泉に行くことにした。
“紅富士の湯”という大型施設で、キャンプ場から3,4分で行ける温泉だ。
当然だが、キャンプをしにきているお客だけではなく、観光に来られているお客や、地域の人々も利用しにくる。
洗い場の順番を待つというほどと、かなり混み合う大盛況だった。
大浴場の窓からは、昼間雲がかかって見えなかった“富士山”も、はっきりと見えていた。
昔の銭湯に描かれた富士山の絵を思い出して、ふと、笑ってしまった。
ここは、本物の富士山を見て温泉に入れる場所だ。
他にも、食事もできるし、ゆっくりくつろぐこともできる。
場合によっては、ここで食事を済ませてしまうのも手かもしれない。
風呂上りの牛乳をモモと二人で飲んでキャンプ場に戻ることにした。
温泉から戻る頃は日も傾き、キャンプ場も暗くなってしまうと急ぎ戻り、ランタンを準備し、夕食の準備をした。
夕食は、結局屋根のない夜空の下でした。
モモにしてみれば、屋根の下で食事がしたいとは、虫が寄ってくるのを恐れてのことなのだ。
しかし、林間サイトなのに虫は非常に少なかった。
標高があるからだと思うのだが、ランタンに集まる虫の数は本当に少なかった。
これがモモが夜空の下で夕食ができた理由だ。
食事をしながらも、終わった後も、モモとの会話を楽しんだ。
白鳥のことや、富士山のこと。
山中湖のことや、富士の樹海のことと、父娘の時間をゆっくり楽しむことができたのだ。
21:30、モモをテントに入れ寝かせると同時に、自分も眠くなって寝ることにした。
寝る頃には気温も20℃を下回り、涼しいを超えて肌寒くも感じたが、暑くて寝むれないということにはならないのが、この時期は何より幸せな睡眠だろう。
翌朝、6:30起床。
モモがまだ寝ているうちに、朝の清々しい時間をコーヒーを入れて飲みながら楽しんだ。
朝のこうした時間の過ごし方は、のんびりとして、なんとなく優雅な気持ちにもなる良い時間だ。
この日の予定は“乗馬”
モモは、前日の白鳥にエサを上げたことがよほど楽しかったのか、馬にのるより白鳥にエサをあげにいきたいと言っていた。
その方が安上がりに済むと、内心ニヤッとしていたのだが・・・
いざモモが起きてくると、
モモ 「ねぇパパ~!きょうはうまにのりに行くんだよね~ぇ!」
ヒデ 「えっ!? 白鳥は?」
モモ 「きのうあげたから、きょうはうまにのる!」
アメニティードームSとペンタだと、撤収は非常に楽だ。
10:30には撤収も終わらせることができて、キャンプ場をあとにした。
キャンプ場から出るとき野生の鹿の家族だろうか、見ることができた。
親鹿らしきが2頭、子鹿が2頭だ。
今回キャンプしたエリアには、“PADDY FIELD”という乗馬クラブがある。
ウエスタンな雰囲気で、カフェなどもあって、非常にラフは感じがして個人的に好感度が高い所だ。
さすがに数回目だけあってか、モモも慣れてきている。
まだ、馬に乗せられてる・・・
それでも、ちゃんと動かせるようになった。
本格的に乗馬をするかどうかはモモ次第だが、親としての目標は、馬を走らせることができるまでになって、一緒に遠乗りをしたい。
それに、馬に乗ると言えば、きっとキャンプも付き合ってくれるだろう、なんて考えもあったりするのだ。
こんばんは^^
ペンタって、こういう林間サイトや狭いサイトでのちょっとした前室作りに
便利ですよね!
富士山もくっきり綺麗に見えてますね~
でも、せっかく楽しもうと思って電話してるのに、管理人さんのその対応。
なんかテンションさがりますよね~
そこがキャンプ場の印象を大きく左右するんですけどね。
by マツテック (2010-08-13 00:38)
おはようございます^^
「半額」をヒデぽんさんに説得するモモちゃん、とってもかわいらしい♪♪
ペンタなんですね。ヘキサSみたい^^
なんか、コンパクトにまとまって感じいいです♪
モモちゃんも大きくなってきましたが、アメSはまだ3人で寝れますか?
by ぴょんたん (2010-08-13 06:28)
マツテックさん!
ペンタはコンパクトにサイトを作りたいときは、非常に便利なタープですね(^^)
今回それを痛感しました!
管理人さんは・・・まぁ、こんなこともあるでしょう(^^;
by ヒデぽん (2010-08-13 20:01)
ぴょんたんさん!
最近は、損得の計算はするようになったみたいです(^^;
アメドSですけど、まだ3人で寝れますね(^^)
最近、少々狭く感じるようになりましたが、まだ大丈夫です!
秋冬と寒くなってくると、この狭さがちょうど良くなるのです!狭いほうが暖かいですからね!(^^)
by ヒデぽん (2010-08-13 20:06)
こんばんは!
レポ楽しく拝見しました。
管理人はともかく(笑)、ここ激混みシーズンを外せば
ソロでも良さそうな感じですねぇ。
ところで、アメドS+ペンタ君、決まってますね!
by しゅんさん (2010-08-13 22:18)
しゅんさん!
たしかに、管理人さんはともかく(^^)、ソロには良いキャンプ場だと感じました!
夏場のピーク時も、けっこ穴場だったりするかもしれません。
ペンタは久しぶりに張りました。こういったキャンプ場に向いているタープですね(^^)
by ヒデぽん (2010-08-13 23:42)