2013年GWキャンプ [軽井沢キャンプクレスト]
2013年GW(ゴールデンウィーク)前半は、静岡県の「ならここの里」で仲間とのグループキャンプで過ごした。
そして、後半は…
「軽井沢キャンプクレスト」へ、家族で過ごすために出かけた。
こGWの中間の平日に休みをとっての出発。
仕事場でのひんしゅくをかえりみずに、GW中間の平日3日間をまるまる休みをとったのだ。
そのおかげで出発の5月1日は、渋滞もなく快適なドライブを楽しみながら軽井沢へと車を走らせることができた。
途中のサービスエリアも混雑してない。
空は綺麗な青空。
新緑の木々が風にゆれている。気分は絶好調だ。
今まで、こんな順調に軽井沢まで来れただろうか…?
軽井沢までは、我が家から150kmほどの地点に存在する。
しかし、首都圏からの人気観光地とあって、休日ともなれば道路は大渋滞。おまけに事故も続出し、この150km程度の距離が、まるで500kmも走った感じがするくらいに疲労するのだ。
なんのストレスも感じないままに軽井沢に到着した。
街の中も閑散としていて歩きやすい。
いつもの店で、いつもの食材などを買い込んでキャンプの準備をした。
軽井沢からキャンプクレストに行くまでは、さらに標高の高い場所へと移動することになる。
で、気がついたことがある。
軽井沢ICから軽井沢の街にでるまでは、木々は新緑の葉で覆われていて、桜が散り始めている春だなと感じることができた。
しかし、標高があがるたびに木々から葉が消え、春というよりも晩秋という感がある。
おまけに気温も低い…
キャンプクレストに到着して、車を場内へと入れていくと綺麗な芝サイトが目に入ってくる。
芝は緑の絨毯のようになっており、春だと実感させてくれた。
が、木々には葉がついていない。
芝サイトなら春キャンプと断言できそうだが………
管理棟の前に車を止めると、いつものように「オレオ(はな)」が出迎えてくれた。
久しぶりの再会だが、犬もちゃんと覚えていてくれているのだ。
「あれ、ロビン。ロビーン」
ともう一匹の犬を読んでみた…
ここでオーナーさんから悲しい知らせを聞くことになった。
いつもオレオと一緒に我が家のサイトに遊びに来てくれたロビンが、昨年の暮れ近くに逝去していたのだ。
その話しを聞いてちょっとブルーな気持ちになった。
オーナー家族もそれ以上に、自分には測りきれないほどの淋しい思いをしたことだろう。
オレオも同じことだと思う。
そして、新しい仲間がオーナーのところへやってきたのだ。
名前は「テディー」。ジャック・ラッセル・テリアの子犬だ。
これからもよろしくね!ヒデぽん一家だよ!(^^)v
受付を済ませてから、今回のキャンプサイトへ向かう。
そう、画像の景観の通り、今回はいつもの芝サイトではないのだ。
芝サイトなら春キャンプと断言できそうだが…
林間サイトが今回のキャンプサイトなのだ。
木々には葉がない…
気温は…低い…
春キャンプというより、秋キャンプみたいな感覚になる。
今回は予約するのに遅れをとってしまい、芝サイトはいっぱいになっていた。
なんとか林間サイトを使わせてもらえることになった。
キャンプクレストの林間サイトを利用するのははじめてなので、それはそれで楽しみだ。
まずは、遅い昼食を設営前にとることにした。
平日とあって、林間サイトは独占状態だ。
それだけでも気持ちが良い。
ランドロックを広げて設営ポジションを決める。
キャンプ場に到着したのが14:30と少し遅くなったしまっていたので急ぎ設営することになった。
遅くなっても昼食はしっかりとっているのだが…
設営時、ペグを打つと地面が非常に柔らかい。
ここは、後から盛り土をして作られたサイトなので柔らかいのだ。
いつもより長いペグで対応する。
テント内の道具もすべて設置して、ランタンとパープルストーブも準備した。
16:00過ぎあたりから急に肌寒く感じ始め、パープルストーブは必需品と早くから点火させたのだ。
初日の夜の食事は簡単にすませていると、前回のレポートでも書いたと思う。
今回も同様に、簡単食材ですませた。
メニューは、ホタテ焼き、ポテトサラダ、ハム類、惣菜の肉じゃがなどなど…
まったく統一性がないというか、バラバラのメニューだ。
でも、ビールのつまみには最高のメニューなんです…
気温は19:00の段階で5℃~6℃。
この後、段々と気温は下がっていき、2℃まで下がった。
まさに、晩秋キャンプ… いや、春キャンプにきているのだが。
5月2日の朝、6:30に起床。
鳥のさえずりで目を覚ます。この間近に聞こえる鳥のさえずりで目を覚ますというのは幸せを感じる。
間近に鳥を感じるということは、林間サイトならではのことだろう。
木々が多くある分鳥が多く集まり、さえずり合っている。
しかも、平日に来た特権として、高原の静かな空間を、我が家だけで独占できるという贅沢な喜びも味わえた。
芝サイトから見た林間サイトは、芝サイトと比べてちょっと別世界のように違って見える。
ちょっと別のキャンプ場のような感じにもなる。
春を味わうには、林間サイトではほんの少し早かったかもしれない。
起きたときの気温は4℃から5℃。
パープルストーブに火を入れてテント内を暖めた。
なぜ!?
サトぽんが寒いと起き上がってこないから…
けっしてサトぽんが怖いからというわけではない。優しさ、思いやりからだ…
静かに過ごせるのはこの日だけになる。翌日からは連休に入るため、キャンプクレストにも多くのキャンパー訪れてくる。
周辺を車で動き回るにも、この日が最適だろう。
9:00にキャンプ場を出て、軽井沢に居る親戚に会いに行った。
自分の叔父と叔母のところだ。
そこに従兄弟も来ていて、そのこども達とモモを遊ばせるために行った。
モモにとっては再従姉妹(はとこ)にあたる。
こども達は外で遊び、おとな達は昔話や現状、こどものことや食べ物の話し、車の話しや…
いろんな話しをした。
10:00から16:00まで昼食をはさんで、実にゆっくりとさせてもらった。
帰りがけに、そのまま「絹糸の湯」向かい、温泉にもゆっくりとつかった。
温泉からサイトへ戻った頃は、17:30になっていた。
日が傾くにつれて気温が下がってくる。
前日の同時刻より寒いかんじがした。もちろんパープルストーブは活躍することになる。
ならここの里に行ったときに調子が悪かった「オプティマス1200」の修理をすることにした。
ノズルの破損とバボライザー、各パーツの緩みなどを調整した。
無事に点灯してくれた。
ケロシンものは、昨日調子が良くても、今日も調子が良いとは限らないとよく聞くし、自分もそう思っている。
が、最近、その意見はものぐさな、自分のような者の意見だと感じた。
ケロシンものは、使用したら確実に点検整備をした方が望ましく、確実に良い状態をキープできる。
連泊キャンプのときは、できたら使用した翌日は点検整備したほうが良いだろう…
まぁ、自分はできないと思うが…
夕食時になると、とても寒い。気温は4℃。
外で食事はできない。前日も寒かったのだが、夕食に温かいものが一つもなく、少し後悔があった。
そのため、この日の夕食は鍋料理にすることにした。
テントはフロントパネルを下ろして閉め切り、出入りはサイドパネルからする。
パープルストーブ501、オプティマス1550、1200、コールマン214とケロシン火器を4器だして暖める。それだけ冷えているのだ。
最終的に、テント内は26℃あって、暑すぎたのだが…
さて、鍋料理とは、「ラムしゃぶしゃぶ」だ。
親戚のところへ遊びに行ったときに、前日はキャンプ場が寒く、料理に温かいものがなく失敗したことを話したところ、ラム肉に、鍋に入れるニラやもやしなどをもらってきたのだ。
北海道から取り寄せたラム肉で、臭みも少なく鍋にしても美味しく食べられたのだが、モモにとっては大人の味だったようだ。
そのため、急きょおにぎりを作成。
モモが自分でおにぎりを握るのははじめてのこと…(そうだったのか~)
小さなおにぎりが出来上がった。
これが、モモの握ったおにぎりの第一号なのだ。
ぬくぬくとしたテントの中で、本を読んだり他愛のない話しをして日常のように過ごした。
消灯は23:00 外気温1℃
5月3日の朝、6:30起床。
前日と同じく、鳥のさえずりで目が覚めた。
この日から休日、連休に入る。
キャンプ場にも多くの人が集まるが、軽井沢の街や道路も混雑するだろう。
出かけるなら午前中だけと、軽井沢のアウトレットに行くことにした。
キャンプ場を8:15過ぎに出て、アウトレットに到着が8:45。
首都圏から軽井沢に向かってくる人々はまだ高速道路を走っていることだろう。
渋滞にはまり、到着はお昼前後になると思われる。
だから、混み合わない午前中だけアウトレットに来ることにしたのだ。
予想通り、9:00にオープンしたアウトレットの店々や通路には、まだ人はまばらだった。
人にぶつかることなく歩ける。
店内もすいていて、連休初日とあって商品も多く、サイズも十分揃っている。
訪れるお客さんが多くなると、商品が減り、サイズも合うものがなくなったりするだろう。
この日に来て正解だったと思う。
モモはカバンがほしいとねだってきた。
最初は本格的なカバン屋で見つけた¥8,000もするものが欲しいと…
他にもたくさんあるから、見てから決めようとうながし、こども向けの店に誘導。
で、お気に入りのカバンを見つけた。
¥2,200とお財布に優しい値段に親は満足。モモもデザインが気に入って満足している。
普段あまり買い物をしないサトぽんも、商品やサイズが豊富だったため、何点か欲しいものを見つけることができた。
こんな感じ…
アウトレットは11:00ころから急激に人が増えてきた。
それでも少ないほうだと思う。
昼食の待ち時間も10分程度。ピーク時になれば30分は当たり前だろう。
昼食をとったあと物色した商品を購入し、道路が渋滞する前にと、急ぎキャンプ場に戻ってきたのだ。
キャンプ場に戻ってきたのは14:30頃になった。
場内にはすでに多くのキャンパーが設営を終わらせている。
それに、まだ続々と車が入ってくる。
前日とは打って変わって、たいへん賑やかになりそうな感じがする。
サイトに戻ってからは、キャンプ場での完全なのんびりモードに切り替えた。
残りの日程はどこへも出かけず、キャンプ場で過ごすことだ。
林間サイトも芝サイト同様に満員御礼状態になっている。
まだ設営しているキャンパーを横目で見ながら、ビールを飲んでいた。
が、モモは…
大人よりも忙しいのだ。ここで宿題をやっておかなくてはならない。
家に戻ってから、一日で仕上げるのは無理なのでここでやらなくてはならないのだ。
賑やかになったサイトも日が落ちて暗くなっていく。この日の気温も低い。
想像より寒いのだろう。焚火の火があちこちから浮かび上がる。
この日だけで薪が60束ほど出たそうだ。
我が家は前日同様に、ランドロックの中でぬくぬくにして鍋料理にした。
前日のラムが余っていたことと、野菜も多く残っていたことで決めたが、モモはラムしゃぶしゃぶが苦手。
モモの分は、牛小間肉とタメネギをしょう油をかけて炒めたものに、白ご飯だ。
本当に最近はBBQとかカレーとかキャンプ定番料理をしてないな~と思う。
テントの外からは、BBQとかカレーをしているご家族が多かったようだ。
「カレーができたよ~」とか、「お肉焼けたよ~」といった声が飛び交っていた。
そんな声を聞いていると、なんか賑やかなのもいいなと思う。
外は寒いが、焚火を囲んで話しふけるグループや家族、こども達の楽しそうな声も聞こえる。
22:00を回る頃にはそれも静かになっていく。
そんな時刻ころに我が家も消灯しシュラフに潜り込んだ。
この朝の気温は、ここに来て一番暖かく感じる。
起きたときの気温は7℃くらいだったが、7:00を過ぎた頃は10℃近くまで上がった。
パープルストーブは点火していたが、テーブルを外に出して、今回のキャンプではじめて表で朝食をとることにした。
ベーコンにたまご、生ハムにパンを用意し、温かいミルクティーをいれて朝食とした。
この日はどこへも出かける予定もなく、ただのんびりと、贅沢に時間の浪費をするつもりでいた。
5月4日の朝。この日も快晴だ。
この日は鳥のさえずりではなく、周りのキャンパーの動きで目が覚めた。6:00だ。
まだ目覚めきってない静かなキャンプ場を散歩した。
芝サイトのぎっしり張られたテントを見て、オンシーズンに入ったのだと実感した。
林間サイトも同様にいっぱいいっぱいにテントが張られている。
しかし、このキャンプクレストの魅力は、1つ1つのサイトは比較的大きいため、見た目よりも余裕があるのだ。
キャンプ場によっては、隣のロープと重なり合うようなところもある。そうでなくても、隣のテントでしゃべっていることが、自分のテント内から聞こえているようなキャンプ場もある。
その点、このキャンプクレストは混雑していてもずいぶん良い方だと思う。
何度も散歩したことがある場内を家族で探索。
「ここにテントが張れたら、浅間山の景観がすばらしくいいよね」
「でも、トイレと水場が遠いね」
なんて会話しながら歩いた。
我が家のキャンピングギアは、ほとんどs*p(スノーピーク)だ。
はじめてこのキャンプ場に訪れた3年前の夏に比べると、s*pのテントやタープを設営しているキャンパーが増えた気がする。
はじめて来た時は、おそらく90%はコールマンのテントやタープが占めていたと記憶している。
やはり、s*pのテントやタープを見ると、なんとなく仲間意識が湧いてくる。
管理棟に立ち寄って「テディー」にも挨拶。
まだ子犬の顔だ。(^O^)
「絹糸の湯」のオープン時間11:00に合わせて温泉へと出かけた。
この時間なら空いているとふんで出かけたのだが、思ったより多くの人が訪れていた。
ゆっくり浸かろうと思ったのだが、後から後から人が入ってきてそれどころではなくなった。
風呂からあがったあと、生ビールをのんだ。
「絹糸の湯」周辺にはいくつものキャンプ場があって、どこのキャンプ場も風呂の設備を持ってない。だから、この「絹糸の湯」は貴重な存在になるだろう。
どのキャンプ場からも近いのが魅力だが、車でないと来られない。
キャンプクレストからだと歩いて来られるため、ビールは飲めるってわけなのだ。
ついでに昼食もここですませる。いつもの「野菜ラーメン」
とくにコメントはない。美味しい(^O^)
キャンプ場にもどってからも、怠惰に過ごした。
管理棟で生ビールを買って、自分のサイトに持ち帰り飲む。
それから、昼寝する。
起きてまた飲む…
それができるほどこの日は暖かかったのだ。
こんなことは家でもできるし、家でやれば良いとも言われる。
しかし、何度も言っているが、こんなことを外でやるから気持ちがよく、楽しいのだ。
時間の余裕のあるうちにランタンの整備もした。
前記したとおり、ケロシンものは一度使用したら点検整備をしたほうが確実に点灯できると感じてから、できる限りまめにやろうと誓った…
いつまで続くかはわからないが…
サトぽんは夕食の準備だ。
この日の夕食が、このキャンプの最後の夕食になる。
あまった食材でメニューを決定。
あまっている食材は…
トマト、タマネギ、レタス、アボガド、牛肉などなど
少しずつ残った食材を全て使った料理といえば…
トルティーヤ!!
このトルティーヤも食事でありながら、ビールによく合うのだ。
持ってきたビールも処分するべく…たくさん飲んだ!
20:30頃、管理棟に行きオーナーさん達と話しをして過ごした。
時間的には1時間くらいろうか。その後はテントに戻りお茶を飲みながらゆっくり過ごした。
飲みも過ぎたのだろうか、23:00前には眠気に勝てなくなっていた。
5月5日、起床5:55。
まれに見る早起きだ。しかも、55555並び。気温も5℃。
別になんのご利益(ごりやく)があるわけではないが、おお~っ、という感じになる。
空は綺麗な青空。
この日に帰るのが嫌になるような天気だ。
我が家は、この5月5日に撤収する。
しかもできるだけ早い撤収で。
おそらく、高速道路はUターン渋滞ピークになるだろう。そのため帰りは何時間かかるかよそうができない。
気持ちに余裕を持つため、一日の予備日をおいた撤収だ。
積み込みも板についてきた。パターンかした積み込みは、撤収作業の能率も上げてくれた。
ただし、これだけの荷物なので、雨の撤収にはすこぶる弱い…
今回のキャンプ期間中は、天候には本当に恵まれた。
雨、いや、曇り空にも合わなかった。
これも普段の行いの良さか… ウソウソ(^_^;)
撤収作業は10:30に終了。これも新記録達成だ。
いまだかつてこんな早く撤収が完了したことがあっただろうか?
ないっ!
管理棟に挨拶に行きキャンプ場をあとにする。
モモはテディーにも挨拶し別れを惜しんでいる(^O^)
帰路の途中、浅間山が目に入る。
もちろん、行きにも見ることはできる。
ここで気がついた。行きと帰りとで、浅間山にかぶっている残雪が少なくなっているような気がする。
気のせいかもしれないが、この寒さ続きのキャンプで、ここに来て春を感じた。
確実に暖かくなっているのだ。
周辺の木々には春はもう少し時間がかかりそうかな…
そして、後半は…
「軽井沢キャンプクレスト」へ、家族で過ごすために出かけた。
こGWの中間の平日に休みをとっての出発。
仕事場でのひんしゅくをかえりみずに、GW中間の平日3日間をまるまる休みをとったのだ。
そのおかげで出発の5月1日は、渋滞もなく快適なドライブを楽しみながら軽井沢へと車を走らせることができた。
途中のサービスエリアも混雑してない。
空は綺麗な青空。
新緑の木々が風にゆれている。気分は絶好調だ。
今まで、こんな順調に軽井沢まで来れただろうか…?
軽井沢までは、我が家から150kmほどの地点に存在する。
しかし、首都圏からの人気観光地とあって、休日ともなれば道路は大渋滞。おまけに事故も続出し、この150km程度の距離が、まるで500kmも走った感じがするくらいに疲労するのだ。
なんのストレスも感じないままに軽井沢に到着した。
街の中も閑散としていて歩きやすい。
いつもの店で、いつもの食材などを買い込んでキャンプの準備をした。
軽井沢からキャンプクレストに行くまでは、さらに標高の高い場所へと移動することになる。
で、気がついたことがある。
軽井沢ICから軽井沢の街にでるまでは、木々は新緑の葉で覆われていて、桜が散り始めている春だなと感じることができた。
しかし、標高があがるたびに木々から葉が消え、春というよりも晩秋という感がある。
おまけに気温も低い…
キャンプクレストに到着して、車を場内へと入れていくと綺麗な芝サイトが目に入ってくる。
芝は緑の絨毯のようになっており、春だと実感させてくれた。
が、木々には葉がついていない。
芝サイトなら春キャンプと断言できそうだが………
管理棟の前に車を止めると、いつものように「オレオ(はな)」が出迎えてくれた。
久しぶりの再会だが、犬もちゃんと覚えていてくれているのだ。
「あれ、ロビン。ロビーン」
ともう一匹の犬を読んでみた…
ここでオーナーさんから悲しい知らせを聞くことになった。
いつもオレオと一緒に我が家のサイトに遊びに来てくれたロビンが、昨年の暮れ近くに逝去していたのだ。
その話しを聞いてちょっとブルーな気持ちになった。
オーナー家族もそれ以上に、自分には測りきれないほどの淋しい思いをしたことだろう。
オレオも同じことだと思う。
そして、新しい仲間がオーナーのところへやってきたのだ。
名前は「テディー」。ジャック・ラッセル・テリアの子犬だ。
これからもよろしくね!ヒデぽん一家だよ!(^^)v
受付を済ませてから、今回のキャンプサイトへ向かう。
そう、画像の景観の通り、今回はいつもの芝サイトではないのだ。
芝サイトなら春キャンプと断言できそうだが…
林間サイトが今回のキャンプサイトなのだ。
木々には葉がない…
気温は…低い…
春キャンプというより、秋キャンプみたいな感覚になる。
今回は予約するのに遅れをとってしまい、芝サイトはいっぱいになっていた。
なんとか林間サイトを使わせてもらえることになった。
キャンプクレストの林間サイトを利用するのははじめてなので、それはそれで楽しみだ。
まずは、遅い昼食を設営前にとることにした。
平日とあって、林間サイトは独占状態だ。
それだけでも気持ちが良い。
ランドロックを広げて設営ポジションを決める。
キャンプ場に到着したのが14:30と少し遅くなったしまっていたので急ぎ設営することになった。
遅くなっても昼食はしっかりとっているのだが…
設営時、ペグを打つと地面が非常に柔らかい。
ここは、後から盛り土をして作られたサイトなので柔らかいのだ。
いつもより長いペグで対応する。
テント内の道具もすべて設置して、ランタンとパープルストーブも準備した。
16:00過ぎあたりから急に肌寒く感じ始め、パープルストーブは必需品と早くから点火させたのだ。
初日の夜の食事は簡単にすませていると、前回のレポートでも書いたと思う。
今回も同様に、簡単食材ですませた。
メニューは、ホタテ焼き、ポテトサラダ、ハム類、惣菜の肉じゃがなどなど…
まったく統一性がないというか、バラバラのメニューだ。
でも、ビールのつまみには最高のメニューなんです…
気温は19:00の段階で5℃~6℃。
この後、段々と気温は下がっていき、2℃まで下がった。
まさに、晩秋キャンプ… いや、春キャンプにきているのだが。
5月2日の朝、6:30に起床。
鳥のさえずりで目を覚ます。この間近に聞こえる鳥のさえずりで目を覚ますというのは幸せを感じる。
間近に鳥を感じるということは、林間サイトならではのことだろう。
木々が多くある分鳥が多く集まり、さえずり合っている。
しかも、平日に来た特権として、高原の静かな空間を、我が家だけで独占できるという贅沢な喜びも味わえた。
芝サイトから見た林間サイトは、芝サイトと比べてちょっと別世界のように違って見える。
ちょっと別のキャンプ場のような感じにもなる。
春を味わうには、林間サイトではほんの少し早かったかもしれない。
起きたときの気温は4℃から5℃。
パープルストーブに火を入れてテント内を暖めた。
なぜ!?
サトぽんが寒いと起き上がってこないから…
けっしてサトぽんが怖いからというわけではない。優しさ、思いやりからだ…
静かに過ごせるのはこの日だけになる。翌日からは連休に入るため、キャンプクレストにも多くのキャンパー訪れてくる。
周辺を車で動き回るにも、この日が最適だろう。
9:00にキャンプ場を出て、軽井沢に居る親戚に会いに行った。
自分の叔父と叔母のところだ。
そこに従兄弟も来ていて、そのこども達とモモを遊ばせるために行った。
モモにとっては再従姉妹(はとこ)にあたる。
こども達は外で遊び、おとな達は昔話や現状、こどものことや食べ物の話し、車の話しや…
いろんな話しをした。
10:00から16:00まで昼食をはさんで、実にゆっくりとさせてもらった。
帰りがけに、そのまま「絹糸の湯」向かい、温泉にもゆっくりとつかった。
温泉からサイトへ戻った頃は、17:30になっていた。
日が傾くにつれて気温が下がってくる。
前日の同時刻より寒いかんじがした。もちろんパープルストーブは活躍することになる。
ならここの里に行ったときに調子が悪かった「オプティマス1200」の修理をすることにした。
ノズルの破損とバボライザー、各パーツの緩みなどを調整した。
無事に点灯してくれた。
ケロシンものは、昨日調子が良くても、今日も調子が良いとは限らないとよく聞くし、自分もそう思っている。
が、最近、その意見はものぐさな、自分のような者の意見だと感じた。
ケロシンものは、使用したら確実に点検整備をした方が望ましく、確実に良い状態をキープできる。
連泊キャンプのときは、できたら使用した翌日は点検整備したほうが良いだろう…
まぁ、自分はできないと思うが…
夕食時になると、とても寒い。気温は4℃。
外で食事はできない。前日も寒かったのだが、夕食に温かいものが一つもなく、少し後悔があった。
そのため、この日の夕食は鍋料理にすることにした。
テントはフロントパネルを下ろして閉め切り、出入りはサイドパネルからする。
パープルストーブ501、オプティマス1550、1200、コールマン214とケロシン火器を4器だして暖める。それだけ冷えているのだ。
最終的に、テント内は26℃あって、暑すぎたのだが…
さて、鍋料理とは、「ラムしゃぶしゃぶ」だ。
親戚のところへ遊びに行ったときに、前日はキャンプ場が寒く、料理に温かいものがなく失敗したことを話したところ、ラム肉に、鍋に入れるニラやもやしなどをもらってきたのだ。
北海道から取り寄せたラム肉で、臭みも少なく鍋にしても美味しく食べられたのだが、モモにとっては大人の味だったようだ。
そのため、急きょおにぎりを作成。
モモが自分でおにぎりを握るのははじめてのこと…(そうだったのか~)
小さなおにぎりが出来上がった。
これが、モモの握ったおにぎりの第一号なのだ。
ぬくぬくとしたテントの中で、本を読んだり他愛のない話しをして日常のように過ごした。
消灯は23:00 外気温1℃
5月3日の朝、6:30起床。
前日と同じく、鳥のさえずりで目が覚めた。
この日から休日、連休に入る。
キャンプ場にも多くの人が集まるが、軽井沢の街や道路も混雑するだろう。
出かけるなら午前中だけと、軽井沢のアウトレットに行くことにした。
キャンプ場を8:15過ぎに出て、アウトレットに到着が8:45。
首都圏から軽井沢に向かってくる人々はまだ高速道路を走っていることだろう。
渋滞にはまり、到着はお昼前後になると思われる。
だから、混み合わない午前中だけアウトレットに来ることにしたのだ。
予想通り、9:00にオープンしたアウトレットの店々や通路には、まだ人はまばらだった。
人にぶつかることなく歩ける。
店内もすいていて、連休初日とあって商品も多く、サイズも十分揃っている。
訪れるお客さんが多くなると、商品が減り、サイズも合うものがなくなったりするだろう。
この日に来て正解だったと思う。
モモはカバンがほしいとねだってきた。
最初は本格的なカバン屋で見つけた¥8,000もするものが欲しいと…
他にもたくさんあるから、見てから決めようとうながし、こども向けの店に誘導。
で、お気に入りのカバンを見つけた。
¥2,200とお財布に優しい値段に親は満足。モモもデザインが気に入って満足している。
普段あまり買い物をしないサトぽんも、商品やサイズが豊富だったため、何点か欲しいものを見つけることができた。
こんな感じ…
アウトレットは11:00ころから急激に人が増えてきた。
それでも少ないほうだと思う。
昼食の待ち時間も10分程度。ピーク時になれば30分は当たり前だろう。
昼食をとったあと物色した商品を購入し、道路が渋滞する前にと、急ぎキャンプ場に戻ってきたのだ。
キャンプ場に戻ってきたのは14:30頃になった。
場内にはすでに多くのキャンパーが設営を終わらせている。
それに、まだ続々と車が入ってくる。
前日とは打って変わって、たいへん賑やかになりそうな感じがする。
サイトに戻ってからは、キャンプ場での完全なのんびりモードに切り替えた。
残りの日程はどこへも出かけず、キャンプ場で過ごすことだ。
林間サイトも芝サイト同様に満員御礼状態になっている。
まだ設営しているキャンパーを横目で見ながら、ビールを飲んでいた。
が、モモは…
大人よりも忙しいのだ。ここで宿題をやっておかなくてはならない。
家に戻ってから、一日で仕上げるのは無理なのでここでやらなくてはならないのだ。
賑やかになったサイトも日が落ちて暗くなっていく。この日の気温も低い。
想像より寒いのだろう。焚火の火があちこちから浮かび上がる。
この日だけで薪が60束ほど出たそうだ。
我が家は前日同様に、ランドロックの中でぬくぬくにして鍋料理にした。
前日のラムが余っていたことと、野菜も多く残っていたことで決めたが、モモはラムしゃぶしゃぶが苦手。
モモの分は、牛小間肉とタメネギをしょう油をかけて炒めたものに、白ご飯だ。
本当に最近はBBQとかカレーとかキャンプ定番料理をしてないな~と思う。
テントの外からは、BBQとかカレーをしているご家族が多かったようだ。
「カレーができたよ~」とか、「お肉焼けたよ~」といった声が飛び交っていた。
そんな声を聞いていると、なんか賑やかなのもいいなと思う。
外は寒いが、焚火を囲んで話しふけるグループや家族、こども達の楽しそうな声も聞こえる。
22:00を回る頃にはそれも静かになっていく。
そんな時刻ころに我が家も消灯しシュラフに潜り込んだ。
この朝の気温は、ここに来て一番暖かく感じる。
起きたときの気温は7℃くらいだったが、7:00を過ぎた頃は10℃近くまで上がった。
パープルストーブは点火していたが、テーブルを外に出して、今回のキャンプではじめて表で朝食をとることにした。
ベーコンにたまご、生ハムにパンを用意し、温かいミルクティーをいれて朝食とした。
この日はどこへも出かける予定もなく、ただのんびりと、贅沢に時間の浪費をするつもりでいた。
5月4日の朝。この日も快晴だ。
この日は鳥のさえずりではなく、周りのキャンパーの動きで目が覚めた。6:00だ。
まだ目覚めきってない静かなキャンプ場を散歩した。
芝サイトのぎっしり張られたテントを見て、オンシーズンに入ったのだと実感した。
林間サイトも同様にいっぱいいっぱいにテントが張られている。
しかし、このキャンプクレストの魅力は、1つ1つのサイトは比較的大きいため、見た目よりも余裕があるのだ。
キャンプ場によっては、隣のロープと重なり合うようなところもある。そうでなくても、隣のテントでしゃべっていることが、自分のテント内から聞こえているようなキャンプ場もある。
その点、このキャンプクレストは混雑していてもずいぶん良い方だと思う。
何度も散歩したことがある場内を家族で探索。
「ここにテントが張れたら、浅間山の景観がすばらしくいいよね」
「でも、トイレと水場が遠いね」
なんて会話しながら歩いた。
我が家のキャンピングギアは、ほとんどs*p(スノーピーク)だ。
はじめてこのキャンプ場に訪れた3年前の夏に比べると、s*pのテントやタープを設営しているキャンパーが増えた気がする。
はじめて来た時は、おそらく90%はコールマンのテントやタープが占めていたと記憶している。
やはり、s*pのテントやタープを見ると、なんとなく仲間意識が湧いてくる。
管理棟に立ち寄って「テディー」にも挨拶。
まだ子犬の顔だ。(^O^)
「絹糸の湯」のオープン時間11:00に合わせて温泉へと出かけた。
この時間なら空いているとふんで出かけたのだが、思ったより多くの人が訪れていた。
ゆっくり浸かろうと思ったのだが、後から後から人が入ってきてそれどころではなくなった。
風呂からあがったあと、生ビールをのんだ。
「絹糸の湯」周辺にはいくつものキャンプ場があって、どこのキャンプ場も風呂の設備を持ってない。だから、この「絹糸の湯」は貴重な存在になるだろう。
どのキャンプ場からも近いのが魅力だが、車でないと来られない。
キャンプクレストからだと歩いて来られるため、ビールは飲めるってわけなのだ。
ついでに昼食もここですませる。いつもの「野菜ラーメン」
とくにコメントはない。美味しい(^O^)
キャンプ場にもどってからも、怠惰に過ごした。
管理棟で生ビールを買って、自分のサイトに持ち帰り飲む。
それから、昼寝する。
起きてまた飲む…
それができるほどこの日は暖かかったのだ。
こんなことは家でもできるし、家でやれば良いとも言われる。
しかし、何度も言っているが、こんなことを外でやるから気持ちがよく、楽しいのだ。
時間の余裕のあるうちにランタンの整備もした。
前記したとおり、ケロシンものは一度使用したら点検整備をしたほうが確実に点灯できると感じてから、できる限りまめにやろうと誓った…
いつまで続くかはわからないが…
サトぽんは夕食の準備だ。
この日の夕食が、このキャンプの最後の夕食になる。
あまった食材でメニューを決定。
あまっている食材は…
トマト、タマネギ、レタス、アボガド、牛肉などなど
少しずつ残った食材を全て使った料理といえば…
トルティーヤ!!
このトルティーヤも食事でありながら、ビールによく合うのだ。
持ってきたビールも処分するべく…たくさん飲んだ!
20:30頃、管理棟に行きオーナーさん達と話しをして過ごした。
時間的には1時間くらいろうか。その後はテントに戻りお茶を飲みながらゆっくり過ごした。
飲みも過ぎたのだろうか、23:00前には眠気に勝てなくなっていた。
5月5日、起床5:55。
まれに見る早起きだ。しかも、55555並び。気温も5℃。
別になんのご利益(ごりやく)があるわけではないが、おお~っ、という感じになる。
空は綺麗な青空。
この日に帰るのが嫌になるような天気だ。
我が家は、この5月5日に撤収する。
しかもできるだけ早い撤収で。
おそらく、高速道路はUターン渋滞ピークになるだろう。そのため帰りは何時間かかるかよそうができない。
気持ちに余裕を持つため、一日の予備日をおいた撤収だ。
積み込みも板についてきた。パターンかした積み込みは、撤収作業の能率も上げてくれた。
ただし、これだけの荷物なので、雨の撤収にはすこぶる弱い…
今回のキャンプ期間中は、天候には本当に恵まれた。
雨、いや、曇り空にも合わなかった。
これも普段の行いの良さか… ウソウソ(^_^;)
撤収作業は10:30に終了。これも新記録達成だ。
いまだかつてこんな早く撤収が完了したことがあっただろうか?
ないっ!
管理棟に挨拶に行きキャンプ場をあとにする。
モモはテディーにも挨拶し別れを惜しんでいる(^O^)
帰路の途中、浅間山が目に入る。
もちろん、行きにも見ることはできる。
ここで気がついた。行きと帰りとで、浅間山にかぶっている残雪が少なくなっているような気がする。
気のせいかもしれないが、この寒さ続きのキャンプで、ここに来て春を感じた。
確実に暖かくなっているのだ。
周辺の木々には春はもう少し時間がかかりそうかな…
tochiさん!
niceどうもありがとうございます~m(_ _)m
by ヒデぽん (2013-05-07 23:03)
のんびりされたみたいですね〜
前半は寒かったみたいですね。
でもヒデぽんさんのとこは大丈夫ですね。
わんちゃんかわいそうですね〜
テディーには長生きしてほしいですね。
ここには何回も行かれているのでいろんな思い出ができそうですね。
by yossi- (2013-05-07 23:13)
yossi-さん!
のんびりしながらも、充実したキャンプをしてきました。
前半が寒かったというより、全般的に寒かったですね。
ただ、連日雲ひとつない青空のしたでキャンプができたことは、かなりまれなことです。
だいたい、3泊、4泊すれば、一日くらい雨が降っても不思議ではないのですが、今回は恵まれました(^O^)
by ヒデぽん (2013-05-08 16:04)
これまた、素晴らしい時間を過ごされましたね( ´ ▽ ` )ノ
拝見させていただいているだけで
現地に同行させていただいた様です。
ありがとうございました。( ̄^ ̄)ゞ
こちらも10度以下まで冷え込み、
ストーブを点火させました。
今年のGWは例年よりも寒かったの
ではないでしょうか。
お疲れ様でした。( ´ ▽ ` )ノ
by Kansai-gin (2013-05-11 06:11)
Kannsai-ginさん!
今年は5月のGWは寒かったですね~
1℃って気温はまるっきり冬ですよね(^^)
キャンプ場には軽装備の方たちも多く、大丈夫かな、なんて思ってました!
by ヒデぽん (2013-08-14 20:14)
こんにちは。軽井沢のブログを読んでたらコチラのブログに辿り着きました。写真が綺麗でオシャレなブログですね。羨ましいです
by 萌音 (2014-05-04 17:51)
萌音さん!
最近軽井沢のキャンプblogにしかねってないのではないかと焦ってます…
こちらのblogへもようこそいらっしゃいました(^^)
そんなこんなで、軽井沢のキャンプ場からのコメントです!!
by ヒデぽん (2014-05-05 23:31)