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モンゴルの旅・・・②<出発> [モンゴルキャンプ旅]

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2012年9月8日土曜日・・・
モンゴルへ向けいて出発する。前夜は荷物の最終確認や、モンゴルのいろいろなことを考えて寝れないのではないかと思っていたが、意外と熟睡して朝を迎えた。

成田からモンゴル直通便が14時台に出発する。今回モンゴルへ向かうメンバーと2時間前に集合ということで、家を9:30に出発した。

家を出るときに雨が降っていて、傘をさして駅まで歩いていくのは苦なので、サトぽんに駅まで車で送ってもらった。駅まで送ってもらうことなど皆無だったためか、10日間家族と離れることのためか、なんとなく心細い感覚に包まれてしまった…

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空港に到着後、個々にチェックインを済ませた。心配していた荷物の重量も、17kgで何事もなく無事に預けることができた。

メンバーとはチェックインカウンター近くのレストランで集合し、その後そろってから出国カウンターへ向かう。

14:40・・・
MIAT(ミアットモンゴル航空) OM502便定刻通りに出発。


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現在、成田からモンゴル向けが週に3便、日本向けが週2便と思っていたより便数が少ないと思った。
それに機体もB-737-800(ボーイング機)で、170席。もっと多くの人たちがモンゴルを訪ねてると思っていたのだが、想像とは裏腹に少ないといった感想になった。

出発前に情報をあさったが、一般的に少ない印象を受けた。これもモンゴル向けの日本人観光客がまだまだ少ないということだろう。

そうそう、座席のことで面白いエピソードがあった。
座ったシートが、非常出口シート(emergency exit seat)だったのだが、座席についた直後CA(キャビンアテンダント)から・・・

CA  「Can you speake english?」
ヒデ 「yes but just a little!」

要は、英語が話せないと席を変えられてしまうのだ…
非常時の手伝いをすることが義務付けられているようで、その時にCAからの指示が理解できないとダメだということ。
実際に座席を変更させられた方々がいらっしゃったのは驚いた…



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飛行をはじめてから約1時間後に機内食が出た。
フィッシュかチキンで、チキンを選んだ。

飛行時間が5時間もあるので、機内食をあてにビールやワインを飲み、食後はぐっすり眠るつもりて食した。


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順調に飛行は続き、ひと寝入りしている間に着陸体制に入り始めた。モンゴル上空に入り、高度も低くなって地上がよく見えてきた。

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ほぼ定刻通りに「ウランバートルのチンギスハーン国際空港」に到着した。
明るいが、現地時間で20:00になっている。

到着後は現地のスタッフと通訳に出迎えてもらい、この後の予定を確認する。
そして…
この日はウランバートルで宿泊することなく、ベースキャンプへ向かうのだ。
予定は出国前から確認していたことなので驚きはなかったのだが、その所要時間を聞いたときに日本の感覚とは違うと驚嘆することになった。

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移動にはトラックを使い、所要時間は順調にいって3時間から4時間という。
日本からモンゴルまでの飛行時間とほぼ同時間をトラックに乗って移動するのだ。

空港を出てトラックに乗り込み、20:30にベースキャンプ地に向かい出発する。


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モンゴルの全人口約290万人のうち、40%以上の約130万人が首都のウランバートルに住んでいる。
急激な人口集中と開発、そして近代化に伴い車の増加…
10年前はこんな渋滞はなかったと嘆く声が聞こえるほど、車の数は激増し渋滞が慢性化しているという。

渋滞というより、交通ルールや車線はあるのだろうかと疑うほどの入り乱れようだ。
とにかく、空港を出発してから1時間半過ぎてもウランバートル市を脱出することができない。

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結局、ウランバートルを出るのに2時間以上かかってしまった。
市内を抜けてしばらく舗装された国道を走る。舗装してあるといっても、その整備状況は劣悪。段差、穴などの障害があり、まともにまっすぐ走ることは不可能なのだ。

その後は未舗装の道へと…

途中、夜食としてサンドウィッチと甘いコーヒを出してもらい食す。
もちろんトイレ休憩もとった。

トイレは「野」だ。辺りは真っ暗で星空だけがきれいに輝いている場所で・・・だ。
気のせいだろうか、トラックから降りた時かすかに動物の匂いが漂っている感じがした。


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ベースキャンプに到着したのは、日付が変わった9月9日の2:30になっていた。
結局6時間の移動時間になった。
ウランバートルから約150kmの地点にあるベースキャンプに来るのに6時間トラックに揺られたことになる。

大きく揺られるトラックでは寝られないと思っていたが、その大きな揺れにもなれ少しだが寝ることもでき、疲労感はさほど感じなかった。

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到着後は、翌日…この日からのスケジュールを確認し、ゲルで就寝となった。







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