京都へプチ旅行Ⅱ③(100320-23) [お出かけ]
3日目の朝を迎えた。
天気は気持ちよく晴れた。
この2日間は、どちらかと言うと歴史中心に動いた気がする。僕の趣味だ。
しかし、3日目はサトぽんのリクエストで行動することにした。
最初に訪れたのは、“伏見稲荷大社”
朱色の千本鳥居がトンネル状につながっていて、どこか別世界へ導いてくれそうな不思議な空気を感じる。
大小の鳥居には、寄進した企業の名前や個人の名前が連なっている。
商売繁盛を祈願して鳥居を寄進したのだろうが、この不景気に今もそういった企業は健在なのだろうかと、余計な心配をしてしまった。
伏見稲荷大社の敷地は、予想外に広い。
広いだけならまだしも、敷地内はひとつの山になっていて、鳥居を超えて行くたびに階段を登らされ、上へ上へと誘導される。
朝から良い運動をさせてもらった・・・・・・
ちょっとしたトレッキングをしたようだった。
小腹がすき、京都に来てから何杯目かのぜんざいも食した。
これだけぜんざいを食して気がついたのだが、ぜんざいも店によってずいぶんと味が異なる。
甘いだけだったり、あずきの味がしっかりしていたりと、ぜんざいも食べ比べると良くわかるようになる。
伏見稲荷大社を出てから訪れたのが、“東福寺”だ。
サトぽんのリクエストというのは、庭園を回り枯山水が見たいというものだった。
僕自身は、こういった芸術的な部分に関してまったくの無知で、こんな庭園があったな、という程度の認識しか持ち合わせていなかった。
しかし、見てみれば、それは良いものだった。
“光明院”も同様にすばらしい。
今まで、じっくりと日本の文化というものに触れることがなかったが、今回多くはないが、ゆっくりと日本文化に触れた気がする。
建物や庭園の木々などの情景は、いかにも日本のものだと感じる。
この光景を見れば、ここは日本だと思えるのだ。
庭園の木々はすでに青みが増し夏模様になりつつあったが、もみじなどの紅葉する木々も植わっていて、秋の庭園も見てみたくなる、そんな欲も出てきた。次回は秋に来ようかな。
市内をバスに乗って移動をした。
次に訪れた場所は、モモからリクエストが出て、バスを使って移動をしたのだ。
モモからリクエストが出た場所は、“銀閣寺”だ。
なぜ銀閣寺と決めたのか・・・
前回、金閣寺を訪ねた。
そのときに、銀閣寺というところもあると教えたのだ。
モモにしてみれば、金の次は銀といことで、どうも銀閣寺が気になったようだった。
何が気になったのか
モモの感覚からいえば・・・
モモ 「あれ?・・・ クロいよ・・・」
そうなのだ。モモの感覚からいえば、“金閣寺”は金色に覆われた建物で、かなりインパクトがあって印象に残ったようで、“銀閣寺”といえば、当然、建物が銀色で覆われていると思っていたようなのだ。
この後の言葉は・・・
モモ 「ここは、こうじ中なの」
と、銀閣寺が黒いことに納得していない。
さらに・・・、銅閣寺は存在するのか否かを訊ねられることになった・・・
連想上、“金・銀・銅”というのは、ごく自然な発想だと思う。
銀閣寺の参道を帰る方向へ進んでいるうちに、ガーデンテラスのある喫茶店を見つけて入ることにした。
純和風な環境につかっていたせいか、ちょっと洋風な感じのガーデンテラスも新鮮に思えて入ってみたくなったのだ。
しかし、注文したのは和風スイーツ、“ぜんざい”だ。
恐らく、1日2杯ペースで食したのではないだろうか・・・
ほとんど中毒化してきた感じがすることを否めない。
京都のプチ旅行も終え、家に戻るために車を止めてある駐車場(我が家の宿)もどることにした。
旅行の最終日なので、何かお土産でも買って帰ろうと、最後に“二年坂”を訪れた。
漬物屋や、扇子や風呂敷などが売っている小物屋など多くが立ち並び、気に入った店に入っては商品を物色した。
二年坂は前回訪れたときは歩いてなかった。前回歩いた“三年坂”より狭いが、どことなく風情があって、個人的には“二年坂”のほうが雰囲気が好きだ。
その二年坂で見つけてしまった・・・ “明保野亭”を。
夕食には少し早かったが、どうしても立ち寄りたくて店内の入ってしまった。
今回、少しでも竜馬の後を追っかけてみたいことから、寺田屋を見て伏見にも泊まった。
それで満足していたが、“明保野亭”を見つけてしまったからには、立ち寄らないわけにはいかない。
ここは、かいつまんで言えば、幕末の志士たちの密談、会合の場として利用していた場所。
当時の店の主も、“勤王”だったという。
料理はメニューを見て即決めた、“竜馬御膳”
家に帰る前に見つかったのも何かの縁とばかり、少々お高いが注文してしまった。
しかも、お酒まで・・・
こうして、本日もお泊りが決定した・・・
店は幕末期のものとは、場所も建屋も当時とは異なっている。
言いかえれば、明保野亭の名前だけが、現在に引き継がれていることになる。
それでも、幕末期にはこの付近に竜馬がいたことだけで満足だ。
ほろ酔いになったところで、店を出て、また二年坂を来た方向へふらふらと歩き始めた。
途中、家で食べる漬物を買い、宿(車)に戻った。
さて、こうして京都プチ旅行は帰るだけとなり最後の夜を迎えた。
次の朝・・・そう平日なのだ。
モモの学校は、当然ずる休みになる・・・まぁ、いいか
関西での生活の最後に、京都へ旅行。
これは、きっと家族の心にも残る旅行になっただろう。
予定の2泊3日が、3泊になってさらに充実したと思う・・・(自分だけかも・・・)
とにかく京都は奥が深い。
2・3日で見て、理解することは完全に不可能なことだろう。
ということで・・・
また来ようね
短い期間ですがいろいろ回れるもんですね~
ぜんざいもいろいろ美味しそう!
食べ過ぎると太っちゃいますね~
今は新緑がすごく綺麗ですし、秋の紅葉もいいですね
仕事では市内は車で混みますけどね。
また来てくださいね。
by yossi- (2010-04-27 21:51)
yossi-さん!
ぜんざいを沢山いただきました(^^)
たしかに太ったかもしれません・・・
この期間にいろいろと見て回りましたが、まだ足りないですね!
また行きます!!
by ヒデぽん (2010-04-29 10:08)
銀閣寺・・・誰でもそう思ってしまいますね(笑)
それにしてもぜんざい三昧でしたね^^
京都はいろいろみるとこがありますから
また、いらしてくださいね♪
by けんさくかーちゃん (2010-04-29 21:18)
けんさくかーちゃんさん!
ぜんざいはよく食べました(^^)
京都の奥深さは、そう簡単に極めることなどできないと、つくづく感じます。
きっと行くことになります。
こんどは、何のテーマをもって行こうか考えなくては・・・
by ヒデぽん (2010-04-30 01:31)