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単身中のソロキャンプ!(100306-07) [彩の国キャンプ村(埼玉)]

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外で食事がしたくて・・・
外といっても店で食する外食ではなく、“outdoor”で食する行為だ。

家族はまだそろってない。
関東に来てからひと月が過ぎて、仕事も慣れてきた感じがする。


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そのひと月は、土日も仕事をしたり、仕事をしない休日も洗濯などの雑用が待っている。
そのため、キャンプに行きたくとも行けない日々が続いた。
長かった気がする。

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3月に入り、最初の週末は仕事はない。
時間はある。

こういったときは、“思い立ったら吉日”だ。

関東に来てから溜まっていたストレスを発散するがごとく、キャンプに行くことに決めた。

ソロ

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出発の前々日にキャンプ場ガイドを買い、場所を探し始めた。

関東に来てからの新居は埼玉ということもあり、最初に行くなら埼玉のキャンプ場にしようと、あまり意味の無い連想から、秩父にある“彩の国キャンプ村”に決めた。

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出発の朝の起床は6:30。
装備はソロ用に簡易的に済ませることにした。
イスやテーブルも最小限。
テントはアメニティードームS。

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その出発の朝の天気は・・・
空はあいにくの曇天模様。
今にも振り出しそうな顔をしている。

雨が降った場合は、アメニティードームSだけでは心持たないので、レクタも積み込んだ。

ランタンは、“オプティマス1200”とs*p新製品、LEDランタン“ほおずき”
寒さしのぐためと、調理時のストーブに、“パープルストーブ301”“地”
食器類は、ナベ1つ、シェラカップ2つ、愛用マグカップ1つ、マイ箸“和武器”とチタンスプーン・・・
と、最小限の装備にと心砕いた・・・つもり・・・

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家を出て、関越自動車道を走る。
空は相変わらずの曇天面で、ポツリポツリと泣き出す始末。[雨]
おまけに渋滞発生。[車(セダン)][車(RV)][車(セダン)][車(RV)]

関東に住んでいたこともあり、休日は8:00を過ぎようものなら高速道路は混雑することくらい分かっていたはずなのだが、そんな事すらすっかり忘れていた。

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8:00に家を出て、買い物などを済ませて10:00くらいには到着したかったのだが、結局着いたのは11:00を過ぎていた。

最初、変わった造りをした管理棟に目が行く。
その管理棟で早々に受付を済ませた。
ごみの出し方や風呂のことなど確認しサイトへ向かうことにした。

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後から聞いた話しだが、このキャンプ場はいろいろなマスメディアに取り上げてもらっているようだ。
NHKや民放、地域の放送や雑誌、新聞までだ。
また“水谷 豊さん”の写真が飾ってあり、ドラマのロケ地にもなったキャンプ場なのだ。

話しがはずれてしまうが、キャンプ場は家族で運営されている。
シーズン中は管理棟で寝起きしながら管理されているのだ。

ご家族は、管理人さんご夫妻と息子さんご夫妻、そして2人のお子さんの6人。
管理人さんはいってみればオーナーだろう。
受付をしてもらったのがオーナーの息子さんで、年は僕と同じか少し若いくらいだ。
という事は、オーナーは60半ばくらいだと思う。

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案内してもらったサイトは、管理棟から近くのサイトで、広さは十分。
水場もトイレもちかくにありベストポジションだ。

「今日は○○さんだけなので、お好きに使ってください」
と嬉しいお言葉をいただいた。

でも、今回はソロで装備も少ない。こじんまりとサイトを使うことにした。


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降りはじめた雨足が、少し強くなってきた。
まずは、レクタを張ることにした。

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レクタを張ったあとで、イスとテーブルを出し昼食の準備を始めた。
久しぶりに食べる外の食事は、“レトルトカレー”だ。

雨が降ったことは残念だが、こういった誰もいないキャンプ場でソロキャンプをして、外で食事をするということは、忙しかった日常の疲れを癒してもらうには十分なシチュエーションだ。
静かで、レクタにあたる雨音と、鳥のさえずりと川の流れの音だけが耳に入ってくる。

そんな森の音を聞きながら食後のコーヒーをいれて飲む。実に贅沢な時間の過ごし方だと思う。[るんるん][るんるん]

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こうしてその贅沢な一人の時間を、本を読んだり、キャンプ場内を散策して歩いたりして過ごした。
“やっぱり来て良かった”[わーい(嬉しい顔)]

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家に居てくすぶっていると、時間が経つのも遅く感じる。
外に出ていると、なぜだか時間もあっという間に過ぎてしまうように感じる。
なぜなのだろうか・・・[exclamation&question]
それはたぶん、外でボーっとしている時間でさえ充実している証拠なのだと思う。

少し昼寝もしたかったのだが、その時間はなかった。
すべての希望を叶えるには、1日だけでは無理なのだろう。

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場内を散策していると、森の中のあちらこちらに木彫りの動物達が隠れている。
これは、オーナーの手作りの木彫りの動物達で、キャンプ場内の景観を引き立てている。
木彫りの動物というのが良い。
オーナーは、いろいろ工夫を凝らし、キャンプ場だけではなく、地域の活性化にも熱心な志をもたれているようだ。

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散策しているうちに、いつしか薄暗くなり、気温も下がってきた。

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そんな夕方になって、オーナーさんがサイトへ訪ねて来られた。
キャンプ場のことをいろいろ教えてもらった。

季節によるキャンプ場の様子や、訪れるキャンパーの数、キャンパーさんたちのこと。常連のキャンパーさんが多くいらっしゃると聞いた。

散策路のことや、手作りの木彫りの動物のこと、キャンプ場の水が良質であること、草木のこと、カエルの話し。
山の中に、自分でしいたけを栽培しているのだとか。一度食してみたいと思う。

気がつけばすっかり暗くなり、オーナーの奥さんが風呂の準備ができたと伝えにきてもらい風呂の時間となった。

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風呂は岩風呂になっていて、オーナーの考えで造られた。[いい気分(温泉)]
キャンプ場インプレであらためて紹介したいと思っているが、非常に良い風呂だ。[いい気分(温泉)]

管理棟の2階に風呂はあって、それなりの人数が一度に入れる大きさに仕上がっている。
それを今回、ひとり、たったひとりで風呂に浸かる贅沢な空間を提供してもらった。

つい長湯になってしまい、1時間ほど風呂でくつろがせてもらった。[るんるん][いい気分(温泉)]

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夕食は簡単なメニューにした。
1泊のソロキャンプをするときの、いつものメニューだ。
“チリビーンズ”
気温が低くなって、少し寒いので辛口バージョンでつくった。

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食後は寒い中、珍しくホットウィスキーなどをつくって飲んだ。

ちょうど同じ頃、大阪ではサトぽんとモモぽんはチームH*Cの面々と飲み会をしていた。
(詳しくは、はなとみさんyossi-さんのblogで・・・)

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電話で面々と話しをし、なんとなくひとりでキャンプをしているというより、皆がいてキャンプをしているような気分に感じてしまった。心地よい気分だ。[わーい(嬉しい顔)]

が、ひとりキャンプはひとりキャンプ。
少しのんだだけでも意外と酔っ払ってしまいテントに入り込んだ。時刻は21:00少し過ぎ。
それからもチーズをつまみに、ちびりちびりと・・・

いつの間にか・・・[眠い(睡眠)]


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朝はゆっくりした朝を迎えた。8:00過ぎ。
本当なら、早めに起きて散策をするつもりでいた。

昨日オーナーから、小一時間程度歩くと滝があると聞いた。
その滝を見に行きたかったのだが、起きてみると雨。
再度眠りに落ちてしまったのだ。[眠い(睡眠)]

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朝食は昨晩の残り物と、パンにゆで卵、コーヒー。
ソロキャンプにしては充実したメニューと思われるが、作ったのはゆで卵だけだ。
コーヒー用の湯を沸かすと同時に卵をゆでただけだ。

降り続ける雨を眺めながら朝食をとった。

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朝食の後片付けを終えてコーヒーを飲んでいると、昨日に引き続きオーナーが訪ねて来られた。
しばらくサイトで話しをしていたのだが、やはりサイトだと寒かったのか、
「良かったら中に行きましょうよ」
とお誘いを受け、管理棟に行くことにした。

管理棟でコーヒーをご馳走になり、話しも前日より発展した話しを聞くことができた。
キャンプ場を作った理由や、キャンプ場を通してやりたいこと。貴重な昔話しなどまでも飛び出し、有意義な時間を過ごさせていただいた。
ここでは書くことはしないが、非常に共感を覚えた話しだった。

2時間以上も話しをして、サイトに戻ったのはお昼だ。
オーナーからも、ゆっくりしていきなさいと言われていたので、サイトに戻ってからレトルトクリームシチューをつくり昼食にした。

今回は、オーナーさんとの話しが非常に面白く、キャンプをしていると様々な人と出会い、貴重な体験談や考えを聞くことができると再認識したキャンプになった。 やっぱり、キャンプは楽しい。

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が・・・
雨のキャンプは、後始末が面倒だ・・・
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campapa

ご無沙汰してります。

ソロ行かれたのですね!

私も密かに狙っているソロキャンプ。

キャンプではありませんが4月10日、代々木に出撃いたします。

by campapa (2010-03-24 01:33) 

ヒデぽん

campapaさん!
4月10日は“日本オートキャンプショー”なんですね!
時間があれば是非行ってみたいです(^^)
もしかするとキャンプに行っているかもしれませんが(^^;
ソロキャンプ狙ってるのですか(^^)
是非とも行ってみてください!お付き合いしますよ!!
by ヒデぽん (2010-03-24 01:49) 

yossi-

ご家族でされてるアットホームなキャンプ場ですね。
お風呂も気持ちよさそう。
サイトも整備ちゃんと管理されてそうですね。

関東にもいろんな所がありこれから開拓が楽しみですね。

by yossi- (2010-03-24 23:54) 

ヒデぽん

yossi-さん!
キャンパーが僕しかいなかったので、風呂は最高、かなりアットホームな感じがしました。
またキャンプ場インプレでUPしますが、地面が砂利で、雨水の水はけは非常に良かったです。

by ヒデぽん (2010-03-25 09:10) 

はなとみ

こんにちは!

なんだか、とても個性的なキャンプ場みたいですね(^^)

管理棟やお風呂の壁面のポツポツはなんだろう?
空き缶の底みたいなんだけど・・・(・_・?)
モザイクみたいでガウディっぽいですねー。

これからのご活躍、期待してます(笑)
by はなとみ (2010-03-26 14:49) 

ヒデぽん

はなとみさん!
個性的といえば個性的なキャンプ場です。
管理棟の外壁には、ご想像通り空き缶を利用しています。
見えないところに廃タイヤを使うなど、リサイクル、リユーズに対して意識の高いキャンプ場だと思います。
これから、関東でのキャンプ場を渡り歩き、情報を発信したいと思います(^^)
by ヒデぽん (2010-03-27 22:09) 

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