悪天候の中でのキャンプ!(090425-29) [東山オートキャンプ場]
出発エピソード・・・
GW前に仕事の休みをもらって、久しぶりに3泊の連泊キャンプの計画を立てたのです。
しかも、1ヶ月も前から・・・
4月25日から28日の3泊4日で・・・場所は、”フォレストステーション波賀 東山AC”
ここで普段の行いが現れるのでしょう、天気予報は下り坂。ちょうど、キャンプに行く、4月25日。
当日は朝から雨で、サトぽんは、
サト 「今日行くの?」
ヒデ 「もちろん・・・いきます!」
サト 「マジっですか~っ!?」
ヒデ 「・・・・・・は・や・はやく準備してね・・・してくださいね!」
サト 「いったい誰が設営するの?」
ヒデ 「・・・・・・わかりました。一人で設営させていただきます・・・」
家を出て、高速道路を走りながらも、せめて小雨程度ですむことを願っておりました。
中国道山崎ICを降りて、買い物です。
山崎ICを降りてすぐに、”ジャスコ”があり、ここで買い物するのが一番よいと思います。
ここに来ても雨は止まず降り続けてます。
途中までのルートに関しての情報は、今回”東山AC”も2回目の利用なので、割愛させていただきます。
キャンプ場からそう離れていないところ、国道29号線沿いに、”道の駅 みなみ波賀”に現地の食材を手に入れようと立ち寄りました。
焼きたてのパンの案内につられ、中を探索しましたが、特に食べたいパンはありませんでした。
ただ、気になるものはいくつかあります。
そうめん”揖保の糸”や、現地の新鮮たまご、そして、現地の野菜などなど。
それに、初夏の味覚、”山菜”などが、数多く売ってました。
ここで、新鮮野菜、たまごなどを仕入れてから、キャンプ場に向かいます。
到着・・・
このキャンプ場は、14:00がチェックインのため、ちょうど14:00に時間を合わせて到着しました。
いぜんと雨は降り続いてます・・・小雨ですが!
”フォレストステーション波賀”のフロントにて、チャックインの手続きを済ませ、少しで小雨になっているうちに設営したいと、急ぎサイトへ向かいました。
途中でも話しましたが、このキャンプ場の利用は、2回目になります。
自分のメインブログにもインプレした通り、かなり好印象のキャンプ場の1つで、また行ってみたいと思い訪れました。
前回も雨に降られ、スカッとした天気に行きたいと思って来たのですが、今回も雨。(なんてついてない・・・)
特に、我が家のお気に入りサイトは”森のエリア”と称される区画サイトです。
キャンプ場内では一番高い位置にあって、その名の通り、周囲は森になってます。
非常に落ち着くエリアだと、他のサイトを回ってみて感じた印象でした。
そして、サイトも前回と同じ、”F-18”を取りました。
ここは、遊歩道の出入り口も近く、端っこの区画のため、周囲も気にならなく落ち着く場所です。
まぁ、今回はキャンセルが続出して、”森のエリア”は貸切状態だそうで、周囲も何も関係ないのですが・・・
初日は別のエリアに1組、2日目、3日目も別のサイトに3組が、このキャンプ場すべての利用者数でした。
雨の中の設営のこと・・・
準備しながら、空や周囲の景色を見ても、無機質な冷たい景色。
雨もさることながら、気温が低い、寒い、冷たい。
この日、北海道でも、季節外れの雪が降ったとか・・・
ほかの地域も、3月上旬ころの気温とか・・・ 寒いわけです。
それでも、朝のサトぽんとの約束を果たすため、1人で設営の準備を始めます。
準備をしてたら、きっと 「手伝うよ!」なんて言って、一緒に設営してくれるはず、と思いながら準備をしました。
しかし、サトぽんもモモぽんも、エンジンをかけて、暖房のきいた車内で、こっちを笑顔で眺めているだけ・・・
サト 「おお~!今日は早いじゃん!」
ヒデ 「・・・・・・! はい、急いでシェルだけは設営しました・・・」
それから、サトぽんも外へ出てきて、シェル内に道具を運びこみはじめました。
このときは、幸いにも、雨は止んでました・・・
雨の撤収も嫌ですが、雨の設営はもっと嫌です。
なぜ?・・・
撤収は濡れた状態の幕帯を、ザっと丸め車に詰め込めば終わり、後は帰るだけなのでキャンプには直接影響はない。
しかし、設営時の雨は、撤収時よりも雨に濡れる時間が長くなることと、さぁ、これからキャンプだ、という気持ちに水をさす・・・
まぁ、雨の中のキャンプもキャンプのうち、受け入れているつもりでいますが。
サトぽんが道具の準備をしている間に、インナーテントを設置。
設営後は、とりあえず雨を眺めながら一休みです。
なんだかんだと、準備が完了したのは、17:00を回ってました。
14:00チャックインのキャンプ場は、やはり我が家には忙しい感じがして不満です。
このキャンプ場の弱点は、我が家にとってはこの点だけでしょう。
これが1泊のキャンプなら、設営して、夕食を食べて、少しゆっくりして、寝て、起きたら撤収準備みたいな状態。
我が家は撤収にも時間が掛かるため、やはり、これだと忙しないと思います。
今回は、予定が3泊でしたので、気持ちには余裕があり、パープルストーブ、ランタンの準備をして過ごしました。これがキャンプ初日の僕の楽しみの1つです。
僕の楽しみ・・・
設営し終わった後は、その楽しみの1つ、ランタンの点灯のため準備し、点灯させます。
今回は、まだ人が少ないのを見越して、手持ちの全ランタンの点灯を試みました。
ペトロマックス、バタフライ、オプティマス1550、オプティマス1200、コールマン214・・・
これは楽しかった。その明るさに武者震いが立つほどの喜びを感じました。
初日は、すべてのランタンも調子良く、貸切のサイトを煌々と明るくしてくれました。
しかし、ここがケロシンランタン気まぐれなところ・・・
2日目は、オプティマス1550が火災を起こしました・・・
たいした事ではないのですが、こんな時に予備パーツを忘れて持ってきておらず、オプティマス1550は、2日目からリタイヤしました。
絶好調だったのが、オプティマス1200!
これは静かで、意外と明るく、200CP以上に感じるくらいでした。
今、一番のお気に入りランタンです。
食事に関してのこと・・・
初日の夕食は、簡単レトルトカレーと、簡単チマチマ焼きです。
14:00チャックインのキャンプ場で、ゆっくり食事の準備などできないと、はじめからレトルト予定でした。
後は、ベーコンや道の駅で買ってきた野菜などを焼いての食事です。
それにしても、手を加えないレトルトカレーでも、外で食べると美味しいですよね!
今回のキャンプを通して、この時期に入ると焼き物が多くなります。チマチマ焼きです。
特に手を加える必要もなく、飲みながら焼いて食べるスタイルが非常に好きです。
できれば、肉の塊を焚き火で焼いて、焼けた部分をナイフで削ぎとって食す、そんなワイルドな食べ方もしたかったのですが・・・雨ではね~・・・
管理人さんから大量のしいたけをいただき、そのしいたけも、チマチマ焼きにして食したり、サトぽん十八番の”とん汁”も今回は登場しました。
このキャンプ期間中は、夜になって、かなり冷え込んだので、非常に良いメニューでした。
地元野菜を買ってきてのサラダも、気のせいなのかもしれませんが、新鮮で、トマトも甘くとても美味です!
春・・・というよりも、初夏のキャンプになるはずが、春先キャンプに逆戻りしたような気温でしたので、シェルのパネルも締め切った状態で食事を取りました。
これが、少々不満でした。ちょうど良い気候で、焚き火を囲んでの食事と思っていただけに残念・・・
夜の過ごし方のこと・・・
初日の夜は、シトシトと小雨もようで、非常に静かな夜でした。
シェル内のランタンの燃焼音だけが、やたらに賑やかに聞こえるだけです。
そんな静かな初日の夜中、みんなシェラフにもぐりこんでしばらくしてから・・・・
サイトの周りの木々が騒ぎはじめました。強風にあおられた木々が揺れ、きしみ、風を切る音が大きく響き始めました。
そして、その影響はシェルにも訪れ、まるで台風のような突風と、豪雨が次々を襲い掛かってきました。
シェルがぶっ飛ぶような気がし、自分だけ、シェルの補強を加えるために、臨戦態勢に入り、ペグとロープとハンマーを手にしたまま、シェル内で様子を伺いながら待機します。
1時間ほどそんな状態が続きましたが、何事もなく、また静かな雨が降る状態に戻っていきました。
その後の滞在期間中も、強い風が吹く状態が幾度かあって、シェルには補強を加えました。
ただ、サイトの周りに森があることで、ずいぶんと助かったと思います。
モモが寝る前は、モモを中心とした会話をします。これが意外と精神的に重労働・・・
小学1年生になっても、”なんでなんで”攻撃や、説明のつかないような質問攻めにあったりと、長く付き合っていると疲労困憊になります・・・
そんな時は、「塗り絵でもしてなさい!」
モモが寝た後の夜は、サトぽんとの夫婦の会話や読書などを楽しみます。
ビールにつまみ、お茶を飲みながら、思い思いの夜を過ごすのです。
家でもできるようなことを、外でやって楽しむのが、我が家のスタイルなんです。
日中の過ごし方のこと・・・
予定の3泊4日のうち、初日は14:00チェックインで時間はなく、翌日は朝から霧雨で、降ったり止んだり。
3日目も、幾分か天候の回復は見られたものの、はっきりした天気とはなりませんでした。
気温は春先の様で、天候は梅雨の様な状態でした。
ここのキャンプ場には、キャンプ場の周囲にある森の中の遊歩道が整備されていて、散策して歩くことができます。
ちょっとした、ハイキングです。約1時間程度で端から端まで歩くことができます。
モモをつれて、こういったハイキング、トレッキングの経験がなく、本格的に始める前のお試しにはうってつけの環境でした。
この、お試しトレッキングに、モモも好感触のようで、滞在中の日中の日課となりました。
普段、運動不足気味のサトぽんも参加させて歩きました。
モモは、最初より2回目、2回目より3回目と歩くのも早くなっていきました。
登るルートを変えたりして、少し変化つけて歩くことで、あきさせないようにもしました。
この散策を繰り返していくうちに、モモの口から、
モモ 「またほかのおやまものぼりたいよ」
なんて言うのです。これで我が家も山デビューができるかも!
とにかく天気の状態が、晴れ間が出たり、雨が降ったり、風が強く吹いたり、晴れているのに雨が飛んできたりと非常に不安定でした。
モモは、晴れたら外に出て探検、雨が降り出したらテント内で塗り絵。
僕は、晴れた隙を見て、ビール片手にわずかな晴れ間を楽しんだりしました。
東山の松の森のこと・・・
今回が2回目の利用だということは冒頭にも触れましたが、気になる発見がありました。
森が透けて見える!木々が少なくなったような感じがする!
もちろん、森が透けて見えるのは、前回は9月に行って、今回は4月と時期的な問題もあるのでしょうが、木々が少なくなっているのは、明らかに倒れている木々が多くなっているということ・・・
ここの森は、最初に訪れたときに、本当にすばらしいと思って、このキャンプ場が気に入ったのも、そんなすばらしい森の景観が良かったことにもあります。
それが、遊歩道を歩いていても、倒れている木々が目立ちます。
森が死んでいるような気さえしてしまうほど、少し重い気持ちにもなってしまいます。
気になって、管理人さんと話しをしました。
管理人 「・・・。松くい虫にやられている・・・。」
ヒデ 「ひどい状態なんですか?」
管理人 「10年もしたら、ここの松はなくなってしまうかも・・・」
ヒデ 「・・・・・・」
管理人 「赤松もあって、昔はマツタケもとれたのに・・・」
そんな話しをして、なんとも言えない悲しい気持ちと、無力感で一機に気持ちが重くなりました。
大事にしたい森です。
この後、モモにも、森がなくなったらどうなるかを、じっくり話して聞かせました。
温泉のこと・・・
前回訪れたとき、温泉にカメラを持っていくのを忘れてしまい、画像が残ってませんでしたが、
今回はバッチリ撮ってきました。
温泉は、フォレストステーション波賀のフロント、”メイプルプラザ”内にあります。
男女別で、各々、内風呂と露天風呂、サウナが完備されてます。
日によって、男女の風呂場の入れ替えがあります。
ラドン温泉なので、もともとの温度は低く、加温してますが、非常に気持ちの良い温泉です。
温泉だけの利用に訪れてくる方も多くいらっしゃいました。
連日、遊歩道の散策をした後に温泉に行きました。
モモもはじめてのサウナにビックリ!
モモ 「あついけど、でるとすずしいね」
と、ご満悦です。
一応、最終日のこと・・・
3泊4日のキャンプも最終日を迎えたころ、ようやくスッキリと快晴となりました。
考えてみれば、このキャンプ場ではじめて見る快晴の朝かも・・・
最終日とありながら、起床は8:30過ぎで、朝食をとって片付けを始めても、12:00までの撤収時間に間に合いそうもありませんでした。
しかも、良い天気に、気温も暖かい。まったく片付ける気にならなくなっていました。
サト 「ねぇ~、帰る?」
ヒデ 「う~・・・、どうする?」
サト 「もう1日居てもいいかなぁ~なんて考えてる!」
モモ 「やまのぼりしようよ!もういちにち、ここでねたいよ!」
と、言うことで、そのまま延泊の手続きに向かいます。
手続きを済ませてからは、この一応最終日も、モモのリクエストで、遊歩道探検です。
サトぽんは、お茶を飲みながらゆっくりしたいとのことで留守番です。
モモはずいぶん慣れたようで、歩くのがずいぶん早くなって、僕が途中で待つことが少なくなっていました。
やっぱり晴れると気持ちがいいですよね。今までの不安定な天気にフラストレーションがたまっていたため、そのうっぷんが一機に噴出して、気持ちがハイテンション状態になっていくのがわかります。
歩きながら、あれもしたい、これもしたいと、色々思い浮かんでは消えていきます。
で、結局は、青空の下で、ビールを飲む・・・ なんと貧困な発想なのだろうと、自己嫌悪に落ちいります・・・
でも、シェルのパネルをオープンにして、テーブルもイスも外に出してこうすることが、最高に気持ちの良いことなのです。そして、気分も癒されるのです。
管理人さんも、延泊するとの情報を聞きつけ、また”しいたけ”を持ってサイトにこられました。
管理人 「今日は、大きいのがあるから食べて」
サト 「ありがとうございます~!おいしいしいたけですよね~」
こんな日常的な、生活感たっぷりの楽しいアウトドアライフを過ごします。
連泊で、しかも長期的になると、時間にも余裕ができて、非常に日常に近い行動をとるようになります。
それが、のんびりと、ゆっくりとした時間の過ごし方で、我が家にとっては良い時間の過ごし方になってます。
夕食は、パスタ以外はなくなってしまっているため、キャンプ場を出て、キャンプ場の麓にある”Aコープ”に必要最低限の食材を買いに行きました。
この日の夕食の食材と、翌日の朝食分を買いこんで、キャンプ場に戻ります。
買い物も、キャンプに向かう途中に、キャンプ中の買い物をするのであれば、山崎IC近くにある”ジャスコ”が良いでしょう。
途中、調味料の忘れ物とか、ちょっと食材が不足した場合は、キャンプ場の麓、”Aコープ”が良いでしょう。
ここなら、10分ほどで行けるので便利だと思います。
最終夕食は、パスタのトマトガーリックソースと、あさりの酒蒸し、サラダでした。
本当の最終日のこと・・・
起床は7:30(僕だけ・・・)
非常に良い天気です。3泊4日から、4泊5日に変更したのが大正解でした。
何が大正解か?
乾燥撤収が可能になったことです。
サイトの周辺を散歩しながら地面を見ると・・・
初夏の味覚、”わらび”が生えていました。
よく見れば、あちこちに多くのわらびが、地面から飛び出してきたます。
この時期の貴重な自然の恵みなので、ちょっと食べたかったのですが、撤収にも時間が掛かるため、今回はあきらめることにしました。
でも、この周辺で、”わらび”や”こごみ”、”うど”などの山菜が取れることが分かっただけでも収穫です。
サトぽんは、
サト 「もう1日とまる??? 山菜食べる???」
ヒデ 「・・・・・・・・・・・・・・・」 さすがに、無視いたしました。
朝食は、カップ麺です。
いつも片付けが遅いもので、前の夜のうちから、ある程度の小物は片付けておき、汚れ物を出さないようにしました。
だから、簡単に汚れ物のでない、カップ麺をチョイスしました。
食後は、湿っぽい幕帯やグランドシート、シェラフなどを日光浴させ、撤収作業に入ります。
十分と時間をかけて感想させることができました。
また、エリアが貸切状態なので、周囲のサイトもお借りして、フライシートやグランドシートなどを思いっきり広げて作業をしました。
次回のキャンプも、すぐに行くことが決まっているので、自宅に戻って積みなおさなくても良いように、ここできれいに積みなおしをしました。
少し、早めに撤収を終了させて帰る予定が、結局、通常の撤収時間、12:00になってしまいました。
いろいろとお世話になった管理人さんに挨拶をして・・・
途中、若干咲き残っている枝垂れ桜を見つけて、記念写真を撮り、帰路に着きました。
今回のキャンプは、ずいぶんと、雨、風にやられました。
少し曲がり気味のシェルのポールも、さらに大きく曲がってました・・・
でも、なんだかんだ言っても、その場に居るのですから、やっぱりキャンプは楽しいのです。
雨が降ろうとも・・・
次回は、GW真っ最中のキャンプに行ってきます!
GW前に仕事の休みをもらって、久しぶりに3泊の連泊キャンプの計画を立てたのです。
しかも、1ヶ月も前から・・・
4月25日から28日の3泊4日で・・・場所は、”フォレストステーション波賀 東山AC”
ここで普段の行いが現れるのでしょう、天気予報は下り坂。ちょうど、キャンプに行く、4月25日。
当日は朝から雨で、サトぽんは、
サト 「今日行くの?」
ヒデ 「もちろん・・・いきます!」
サト 「マジっですか~っ!?」
ヒデ 「・・・・・・は・や・はやく準備してね・・・してくださいね!」
サト 「いったい誰が設営するの?」
ヒデ 「・・・・・・わかりました。一人で設営させていただきます・・・」
家を出て、高速道路を走りながらも、せめて小雨程度ですむことを願っておりました。
中国道山崎ICを降りて、買い物です。
山崎ICを降りてすぐに、”ジャスコ”があり、ここで買い物するのが一番よいと思います。
ここに来ても雨は止まず降り続けてます。
途中までのルートに関しての情報は、今回”東山AC”も2回目の利用なので、割愛させていただきます。
キャンプ場からそう離れていないところ、国道29号線沿いに、”道の駅 みなみ波賀”に現地の食材を手に入れようと立ち寄りました。
焼きたてのパンの案内につられ、中を探索しましたが、特に食べたいパンはありませんでした。
ただ、気になるものはいくつかあります。
そうめん”揖保の糸”や、現地の新鮮たまご、そして、現地の野菜などなど。
それに、初夏の味覚、”山菜”などが、数多く売ってました。
ここで、新鮮野菜、たまごなどを仕入れてから、キャンプ場に向かいます。
到着・・・
このキャンプ場は、14:00がチェックインのため、ちょうど14:00に時間を合わせて到着しました。
いぜんと雨は降り続いてます・・・小雨ですが!
”フォレストステーション波賀”のフロントにて、チャックインの手続きを済ませ、少しで小雨になっているうちに設営したいと、急ぎサイトへ向かいました。
途中でも話しましたが、このキャンプ場の利用は、2回目になります。
自分のメインブログにもインプレした通り、かなり好印象のキャンプ場の1つで、また行ってみたいと思い訪れました。
前回も雨に降られ、スカッとした天気に行きたいと思って来たのですが、今回も雨。(なんてついてない・・・)
特に、我が家のお気に入りサイトは”森のエリア”と称される区画サイトです。
キャンプ場内では一番高い位置にあって、その名の通り、周囲は森になってます。
非常に落ち着くエリアだと、他のサイトを回ってみて感じた印象でした。
そして、サイトも前回と同じ、”F-18”を取りました。
ここは、遊歩道の出入り口も近く、端っこの区画のため、周囲も気にならなく落ち着く場所です。
まぁ、今回はキャンセルが続出して、”森のエリア”は貸切状態だそうで、周囲も何も関係ないのですが・・・
初日は別のエリアに1組、2日目、3日目も別のサイトに3組が、このキャンプ場すべての利用者数でした。
雨の中の設営のこと・・・
準備しながら、空や周囲の景色を見ても、無機質な冷たい景色。
雨もさることながら、気温が低い、寒い、冷たい。
この日、北海道でも、季節外れの雪が降ったとか・・・
ほかの地域も、3月上旬ころの気温とか・・・ 寒いわけです。
それでも、朝のサトぽんとの約束を果たすため、1人で設営の準備を始めます。
準備をしてたら、きっと 「手伝うよ!」なんて言って、一緒に設営してくれるはず、と思いながら準備をしました。
しかし、サトぽんもモモぽんも、エンジンをかけて、暖房のきいた車内で、こっちを笑顔で眺めているだけ・・・
サト 「おお~!今日は早いじゃん!」
ヒデ 「・・・・・・! はい、急いでシェルだけは設営しました・・・」
それから、サトぽんも外へ出てきて、シェル内に道具を運びこみはじめました。
このときは、幸いにも、雨は止んでました・・・
雨の撤収も嫌ですが、雨の設営はもっと嫌です。
なぜ?・・・
撤収は濡れた状態の幕帯を、ザっと丸め車に詰め込めば終わり、後は帰るだけなのでキャンプには直接影響はない。
しかし、設営時の雨は、撤収時よりも雨に濡れる時間が長くなることと、さぁ、これからキャンプだ、という気持ちに水をさす・・・
まぁ、雨の中のキャンプもキャンプのうち、受け入れているつもりでいますが。
サトぽんが道具の準備をしている間に、インナーテントを設置。
設営後は、とりあえず雨を眺めながら一休みです。
なんだかんだと、準備が完了したのは、17:00を回ってました。
14:00チャックインのキャンプ場は、やはり我が家には忙しい感じがして不満です。
このキャンプ場の弱点は、我が家にとってはこの点だけでしょう。
これが1泊のキャンプなら、設営して、夕食を食べて、少しゆっくりして、寝て、起きたら撤収準備みたいな状態。
我が家は撤収にも時間が掛かるため、やはり、これだと忙しないと思います。
今回は、予定が3泊でしたので、気持ちには余裕があり、パープルストーブ、ランタンの準備をして過ごしました。これがキャンプ初日の僕の楽しみの1つです。
僕の楽しみ・・・
設営し終わった後は、その楽しみの1つ、ランタンの点灯のため準備し、点灯させます。
今回は、まだ人が少ないのを見越して、手持ちの全ランタンの点灯を試みました。
ペトロマックス、バタフライ、オプティマス1550、オプティマス1200、コールマン214・・・
これは楽しかった。その明るさに武者震いが立つほどの喜びを感じました。
初日は、すべてのランタンも調子良く、貸切のサイトを煌々と明るくしてくれました。
しかし、ここがケロシンランタン気まぐれなところ・・・
2日目は、オプティマス1550が火災を起こしました・・・
たいした事ではないのですが、こんな時に予備パーツを忘れて持ってきておらず、オプティマス1550は、2日目からリタイヤしました。
絶好調だったのが、オプティマス1200!
これは静かで、意外と明るく、200CP以上に感じるくらいでした。
今、一番のお気に入りランタンです。
食事に関してのこと・・・
初日の夕食は、簡単レトルトカレーと、簡単チマチマ焼きです。
14:00チャックインのキャンプ場で、ゆっくり食事の準備などできないと、はじめからレトルト予定でした。
後は、ベーコンや道の駅で買ってきた野菜などを焼いての食事です。
それにしても、手を加えないレトルトカレーでも、外で食べると美味しいですよね!
今回のキャンプを通して、この時期に入ると焼き物が多くなります。チマチマ焼きです。
特に手を加える必要もなく、飲みながら焼いて食べるスタイルが非常に好きです。
できれば、肉の塊を焚き火で焼いて、焼けた部分をナイフで削ぎとって食す、そんなワイルドな食べ方もしたかったのですが・・・雨ではね~・・・
管理人さんから大量のしいたけをいただき、そのしいたけも、チマチマ焼きにして食したり、サトぽん十八番の”とん汁”も今回は登場しました。
このキャンプ期間中は、夜になって、かなり冷え込んだので、非常に良いメニューでした。
地元野菜を買ってきてのサラダも、気のせいなのかもしれませんが、新鮮で、トマトも甘くとても美味です!
春・・・というよりも、初夏のキャンプになるはずが、春先キャンプに逆戻りしたような気温でしたので、シェルのパネルも締め切った状態で食事を取りました。
これが、少々不満でした。ちょうど良い気候で、焚き火を囲んでの食事と思っていただけに残念・・・
夜の過ごし方のこと・・・
初日の夜は、シトシトと小雨もようで、非常に静かな夜でした。
シェル内のランタンの燃焼音だけが、やたらに賑やかに聞こえるだけです。
そんな静かな初日の夜中、みんなシェラフにもぐりこんでしばらくしてから・・・・
サイトの周りの木々が騒ぎはじめました。強風にあおられた木々が揺れ、きしみ、風を切る音が大きく響き始めました。
そして、その影響はシェルにも訪れ、まるで台風のような突風と、豪雨が次々を襲い掛かってきました。
シェルがぶっ飛ぶような気がし、自分だけ、シェルの補強を加えるために、臨戦態勢に入り、ペグとロープとハンマーを手にしたまま、シェル内で様子を伺いながら待機します。
1時間ほどそんな状態が続きましたが、何事もなく、また静かな雨が降る状態に戻っていきました。
その後の滞在期間中も、強い風が吹く状態が幾度かあって、シェルには補強を加えました。
ただ、サイトの周りに森があることで、ずいぶんと助かったと思います。
モモが寝る前は、モモを中心とした会話をします。これが意外と精神的に重労働・・・
小学1年生になっても、”なんでなんで”攻撃や、説明のつかないような質問攻めにあったりと、長く付き合っていると疲労困憊になります・・・
そんな時は、「塗り絵でもしてなさい!」
モモが寝た後の夜は、サトぽんとの夫婦の会話や読書などを楽しみます。
ビールにつまみ、お茶を飲みながら、思い思いの夜を過ごすのです。
家でもできるようなことを、外でやって楽しむのが、我が家のスタイルなんです。
日中の過ごし方のこと・・・
予定の3泊4日のうち、初日は14:00チェックインで時間はなく、翌日は朝から霧雨で、降ったり止んだり。
3日目も、幾分か天候の回復は見られたものの、はっきりした天気とはなりませんでした。
気温は春先の様で、天候は梅雨の様な状態でした。
ここのキャンプ場には、キャンプ場の周囲にある森の中の遊歩道が整備されていて、散策して歩くことができます。
ちょっとした、ハイキングです。約1時間程度で端から端まで歩くことができます。
モモをつれて、こういったハイキング、トレッキングの経験がなく、本格的に始める前のお試しにはうってつけの環境でした。
この、お試しトレッキングに、モモも好感触のようで、滞在中の日中の日課となりました。
普段、運動不足気味のサトぽんも参加させて歩きました。
モモは、最初より2回目、2回目より3回目と歩くのも早くなっていきました。
登るルートを変えたりして、少し変化つけて歩くことで、あきさせないようにもしました。
この散策を繰り返していくうちに、モモの口から、
モモ 「またほかのおやまものぼりたいよ」
なんて言うのです。これで我が家も山デビューができるかも!
とにかく天気の状態が、晴れ間が出たり、雨が降ったり、風が強く吹いたり、晴れているのに雨が飛んできたりと非常に不安定でした。
モモは、晴れたら外に出て探検、雨が降り出したらテント内で塗り絵。
僕は、晴れた隙を見て、ビール片手にわずかな晴れ間を楽しんだりしました。
東山の松の森のこと・・・
今回が2回目の利用だということは冒頭にも触れましたが、気になる発見がありました。
森が透けて見える!木々が少なくなったような感じがする!
もちろん、森が透けて見えるのは、前回は9月に行って、今回は4月と時期的な問題もあるのでしょうが、木々が少なくなっているのは、明らかに倒れている木々が多くなっているということ・・・
ここの森は、最初に訪れたときに、本当にすばらしいと思って、このキャンプ場が気に入ったのも、そんなすばらしい森の景観が良かったことにもあります。
それが、遊歩道を歩いていても、倒れている木々が目立ちます。
森が死んでいるような気さえしてしまうほど、少し重い気持ちにもなってしまいます。
気になって、管理人さんと話しをしました。
管理人 「・・・。松くい虫にやられている・・・。」
ヒデ 「ひどい状態なんですか?」
管理人 「10年もしたら、ここの松はなくなってしまうかも・・・」
ヒデ 「・・・・・・」
管理人 「赤松もあって、昔はマツタケもとれたのに・・・」
そんな話しをして、なんとも言えない悲しい気持ちと、無力感で一機に気持ちが重くなりました。
大事にしたい森です。
この後、モモにも、森がなくなったらどうなるかを、じっくり話して聞かせました。
温泉のこと・・・
前回訪れたとき、温泉にカメラを持っていくのを忘れてしまい、画像が残ってませんでしたが、
今回はバッチリ撮ってきました。
温泉は、フォレストステーション波賀のフロント、”メイプルプラザ”内にあります。
男女別で、各々、内風呂と露天風呂、サウナが完備されてます。
日によって、男女の風呂場の入れ替えがあります。
ラドン温泉なので、もともとの温度は低く、加温してますが、非常に気持ちの良い温泉です。
温泉だけの利用に訪れてくる方も多くいらっしゃいました。
連日、遊歩道の散策をした後に温泉に行きました。
モモもはじめてのサウナにビックリ!
モモ 「あついけど、でるとすずしいね」
と、ご満悦です。
一応、最終日のこと・・・
3泊4日のキャンプも最終日を迎えたころ、ようやくスッキリと快晴となりました。
考えてみれば、このキャンプ場ではじめて見る快晴の朝かも・・・
最終日とありながら、起床は8:30過ぎで、朝食をとって片付けを始めても、12:00までの撤収時間に間に合いそうもありませんでした。
しかも、良い天気に、気温も暖かい。まったく片付ける気にならなくなっていました。
サト 「ねぇ~、帰る?」
ヒデ 「う~・・・、どうする?」
サト 「もう1日居てもいいかなぁ~なんて考えてる!」
モモ 「やまのぼりしようよ!もういちにち、ここでねたいよ!」
と、言うことで、そのまま延泊の手続きに向かいます。
手続きを済ませてからは、この一応最終日も、モモのリクエストで、遊歩道探検です。
サトぽんは、お茶を飲みながらゆっくりしたいとのことで留守番です。
モモはずいぶん慣れたようで、歩くのがずいぶん早くなって、僕が途中で待つことが少なくなっていました。
やっぱり晴れると気持ちがいいですよね。今までの不安定な天気にフラストレーションがたまっていたため、そのうっぷんが一機に噴出して、気持ちがハイテンション状態になっていくのがわかります。
歩きながら、あれもしたい、これもしたいと、色々思い浮かんでは消えていきます。
で、結局は、青空の下で、ビールを飲む・・・ なんと貧困な発想なのだろうと、自己嫌悪に落ちいります・・・
でも、シェルのパネルをオープンにして、テーブルもイスも外に出してこうすることが、最高に気持ちの良いことなのです。そして、気分も癒されるのです。
管理人さんも、延泊するとの情報を聞きつけ、また”しいたけ”を持ってサイトにこられました。
管理人 「今日は、大きいのがあるから食べて」
サト 「ありがとうございます~!おいしいしいたけですよね~」
こんな日常的な、生活感たっぷりの楽しいアウトドアライフを過ごします。
連泊で、しかも長期的になると、時間にも余裕ができて、非常に日常に近い行動をとるようになります。
それが、のんびりと、ゆっくりとした時間の過ごし方で、我が家にとっては良い時間の過ごし方になってます。
夕食は、パスタ以外はなくなってしまっているため、キャンプ場を出て、キャンプ場の麓にある”Aコープ”に必要最低限の食材を買いに行きました。
この日の夕食の食材と、翌日の朝食分を買いこんで、キャンプ場に戻ります。
買い物も、キャンプに向かう途中に、キャンプ中の買い物をするのであれば、山崎IC近くにある”ジャスコ”が良いでしょう。
途中、調味料の忘れ物とか、ちょっと食材が不足した場合は、キャンプ場の麓、”Aコープ”が良いでしょう。
ここなら、10分ほどで行けるので便利だと思います。
最終夕食は、パスタのトマトガーリックソースと、あさりの酒蒸し、サラダでした。
本当の最終日のこと・・・
起床は7:30(僕だけ・・・)
非常に良い天気です。3泊4日から、4泊5日に変更したのが大正解でした。
何が大正解か?
乾燥撤収が可能になったことです。
サイトの周辺を散歩しながら地面を見ると・・・
初夏の味覚、”わらび”が生えていました。
よく見れば、あちこちに多くのわらびが、地面から飛び出してきたます。
この時期の貴重な自然の恵みなので、ちょっと食べたかったのですが、撤収にも時間が掛かるため、今回はあきらめることにしました。
でも、この周辺で、”わらび”や”こごみ”、”うど”などの山菜が取れることが分かっただけでも収穫です。
サトぽんは、
サト 「もう1日とまる??? 山菜食べる???」
ヒデ 「・・・・・・・・・・・・・・・」 さすがに、無視いたしました。
朝食は、カップ麺です。
いつも片付けが遅いもので、前の夜のうちから、ある程度の小物は片付けておき、汚れ物を出さないようにしました。
だから、簡単に汚れ物のでない、カップ麺をチョイスしました。
食後は、湿っぽい幕帯やグランドシート、シェラフなどを日光浴させ、撤収作業に入ります。
十分と時間をかけて感想させることができました。
また、エリアが貸切状態なので、周囲のサイトもお借りして、フライシートやグランドシートなどを思いっきり広げて作業をしました。
次回のキャンプも、すぐに行くことが決まっているので、自宅に戻って積みなおさなくても良いように、ここできれいに積みなおしをしました。
少し、早めに撤収を終了させて帰る予定が、結局、通常の撤収時間、12:00になってしまいました。
いろいろとお世話になった管理人さんに挨拶をして・・・
途中、若干咲き残っている枝垂れ桜を見つけて、記念写真を撮り、帰路に着きました。
今回のキャンプは、ずいぶんと、雨、風にやられました。
少し曲がり気味のシェルのポールも、さらに大きく曲がってました・・・
でも、なんだかんだ言っても、その場に居るのですから、やっぱりキャンプは楽しいのです。
雨が降ろうとも・・・
次回は、GW真っ最中のキャンプに行ってきます!
雨が降ったみたいですけど楽しまれたようですね。
ランタンのオンパレードいいですねー小さいのもかわいいですね。
モモぽん山登り気に入りましたかー
息子もトレッキング最高といつも言ってますよ。
またお付き合いしますよ。
差し入れのしいたけは美味しそうですね。
いいつまみになりそうですね。
by yossi- (2009-05-01 22:42)
おはようございます。
雨の中、お疲れ様でした。
散策、とっても楽しそうですね。
「オプティマス1550が火災」の言葉に
笑ってしまいましたが、
全部のランタン点灯はきれいでしょうねー。
by ぴょんたん (2009-05-02 07:18)
4泊5日は長いですね~
やってみたいです。
とうぢてもまだ嫁が3泊以上を嫌がり
今回のGWも2泊で行くことになってます・・・
我家は毎年夏になれば東山行きますよ~(^^
テントを持ってないときから~
息子があまごのつかみ取りが好きで
標高が高いことから夜は涼しいんですよね~
あ~~早くキャンプ行きたい!!
by すいみん (2009-05-02 18:47)
yossi-さん!
オプティマス1200は最高にお気に入りです。
もう1つの、1200Mも火を入れようかと・・・(^^;
それからトレッキングは、是非ご一緒してください!
何が必要なのか、どういったことに注意するのか教えてください!
by ヒデぽん (2009-05-05 20:40)
ぴょんたん さん!
散策は、とても楽しかったですよ!(^^)
今度は、違う場所でやってみたいですね~!
それから、ランタンの火災、炎上、火炎放射器は、けっこうキャンプ場で繰り返してます(^^;
by ヒデぽん (2009-05-05 20:43)
すいみんさん!
4泊5日もしてしまうと、”あっ”いう間です(^^;
夏の東山も行ってみたいですね~!
確かに、標高が800m近くなので、涼しいでしょうね!
今回はとても寒く感じましたが・・・(^^;
by ヒデぽん (2009-05-05 20:49)
今回、とても長いレポでしたが・・・
とっても読みやすく良い気持ちで読めました( ^)o(^ )キッパリ
ダウンを着ているサトポンさんが(夜)途中から薄着になっているところを見るとパープルの威力(ランタンも)を感じました
冬までには多分501を買いますので
その時にはいろいろ教えてくださいm(_ _)m
by 水神 (2009-05-10 06:26)